米国代表入りを表明したジョー・ライアン(写真=Getty Images)

◆ 3人の先発投手がWBC初参戦へ

 ミネソタ・ツインズのジョー・ライアン投手(29)、ニューヨーク・メッツのクレイ・ホームズ投手(32)、ノーラン・マクリーン投手(24)の3名が2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にアメリカ代表として参戦すると現地時間9日、WBCの公式Xが発表した。

 ライアンはデビュー直前の2021年に行われた東京五輪以来、4年ぶりの代表入り。MLBでは2022年に13勝を挙げるなど通算46勝をマーク。今季は31登板で13勝10敗、防御率3.42、171回を投げて194奪三振の好成績を収め、自身初のオールスターゲーム選出を果たした。

 ホームズは2018年にパイレーツでMLBデビュー。2022年からヤンキースのクローザーを務めて3年連続60登板、同期間で計74セーブを記録。2度のオールスターゲーム選出も果たした。今季は新天地メッツで先発転向し、チーム最多の勝ち星をマーク。33登板で12勝8敗、防御率3.53、165回2/3を投げて129奪三振という成績だった。

 マクリーンは2023年のドラフトでプロ入りし、今季8月16日にMLBデビュー。初登板から4連勝を飾るなど8先発で5勝1敗、防御率2.06、48回を投げて57奪三振を記録した。

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