米国代表入りを表明したローガン・ウェブ(写真=Getty Images)

◆ 2日間で7投手が代表入り

 サンフランシスコ・ジャイアンツのローガン・ウェブ投手(29)、ニューヨーク・ヤンキースのデービッド・ベッドナー投手(31)が2026年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にアメリカ代表として参戦すると現地時間18日、同代表の公式Xが発表した。

 ウェブは2019年にMLBデビューを飾り、2021年から5年連続2桁勝利をマーク。2023年にはサイ・ヤング賞投票2位に選出された。今季は34先発で15勝11敗、防御率3.22、3年連続で最多投球回となる207イニングを投げ、211奪三振で最多奪三振のタイトルも獲得。自身初のゴールドグラブ賞にも輝いた。

 ベッドナーは2大会連続の参戦となり、2023年の前回大会では侍ジャパンとの決勝戦にも登板。MLB5年目だった同年にはパイレーツでナ・リーグ最多の39セーブを挙げるなど、通算111セーブを記録している。今季はパイレーツとヤンキースで計64試合に登板して6勝5敗27セーブ、防御率2.30という成績だった。

 アメリカ代表は今季13勝のジョー・ライアン(ツインズ)ら前日に代表入りが発表された3投手に加え、この日にも2年連続サイ・ヤング賞のタリク・スクバル(タイガース)、最速168キロの豪速球を誇るメイソン・ミラー(パドレス)のWBC参戦が決定。9年ぶりの世界一に向け、歴代最強の呼び声高い投手陣を揃えている。

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