◆ 大黒柱不在の先発ローテーションを補強
現地時間18日、サンディエゴ・パドレスがFAとなっていたマイケル・キング投手(30)との再契約に合意したとMLB公式のマイク・フェインサンド記者が報じた。契約は3年総額7500万ドルとされ、各シーズン終了後のオプトアウト権が含まれている。
キングは2016年のドラフトでマーリンズに入団し、2019年にヤンキースでMLBデビュー。昨季開幕前にフアン・ソトらを含む大型トレードでパドレスに加入すると、31登板で13勝9敗、防御率2.95、173回2/3を投げて201奪三振とキャリアハイの活躍を収めた。今季は自身初の開幕投手を務めるも、負傷により15試合の先発に止まって5勝3敗、防御率3.44という成績だった。
パドレスはダルビッシュ有が右肘手術により来季全休が予定され、ディラン・シースがFAとなってブルージェイズに移籍した中、先発ローテーションの一角を担う右腕の引き留めに成功。大型契約を狙っていたキングにとっては、通年での実績を取り戻した後、再びFA市場に参戦することもできる契約内容となった。