ロッテの髙部瑛斗が6日、ZOZOマリンスタジアムで自主トレを公開した。
髙部は毎年、打撃では新しい感覚を求めてプレーしているが、“2025年”の打撃スタイルは「今評価されるのはOPSだと思うので、長打というところであったり、僕はヒットを打つタイプ。ヒット数をどんどん増やしていって、少しでも多くヒットを打ったりとか、チームのいい数値に持っていけるように僕がやろうかなと思っています」と話していたが、“2026年”の打撃スタイルについて訊くと、「難しいですね」と少し悩んだ後、「去年は本当に打てなかったので、今年はとにかく打って、打撃の方からリズムを作って、守備、走塁でもいいプレーをしたいと思っているので、まずはバッティングで存在感を出していきたいと思っています」と決意を述べた。
昨季は7月終了時点で打率.238だったが、強く振ることを意識した8月以降の打率は.337をマークした。シーズン終了後の取材では「全てではないと思うんですけど、それによっていいところもたくさんありましたし、強く振ることによって、自分の新しい強みも多少出てきたと思うので、プラスに左右してこれからに繋げられる部分は出ているかなと思います」と振り返った。
新シーズンに向けては去年の夏以降取り組んできた“強く振ること”を継続し、プラスアルファを作っていくイメージなのだろうかーー。
「そうですね、強く振るというのも色々種類があると思うんですけど、ただ強く振るのではなくて、体をうまく使って結果、打球が強く飛ぶ打ち方を今意識している。体を目一杯使った中で、体を全力で使うのではなく、ベストな力をボールに伝えることを今はやっています」。
今季から志願して昨季まで荻野貴司が着けていた背番号に『0』に変更。「背番号通り0からのスタートでもう1回自分の色をつけないといけない。ここでもう1回自分を見つめ直してベストなシーズンにしたい。いいスタートを切らないといけないと思って、そこは思い切って自分に圧をかけてやりたい」と気合を入れた。
「色々試したいので、一番できる時間がありますし、そういうのを考えてとにかく量をやる期間と考えて、とにかく量をやる期間として毎日やっています」と年末年始も自身と向き合い、休まずトレーニングを行った。今季に向けて目標に掲げた“最多安打”のタイトルを獲得するため、バットを振っていく。
取材・文=岩下雄太