「ブルペンで立ち投げを受けているんですけど、大学生、社会人の球の質の違い、今まで高校生の球しか受けてこなかったので、そこの部分ではレベルの違い、今年の同期はすごいピッチャーばかりなので、受けている分にはすごいなというのを一番に感じています」。
ロッテのドラフト6位・岡村了樹(富島高)は、新人合同自主トレ期間中の1月20日に同2位・毛利海大(明治大)の立ち投げ、1月18日に同5位・冨士隼斗(日本通運)の立ち投げ、1月15日の立ち投げ、20日に捕手を座らせてのピッチングを行った同7位・大聖(Honda鈴鹿)、1月23日に育成2位・高橋快秀(四国IL・徳島)の立ち投げの投球を受けた。
「変化球も全然キレとかが、質自体が高校生と全然違う。球を受けらるれことに楽しさがあるので、またこれがミスキャッチなく捕れるように上手くなっていきたいと思います」。
初めて大聖の立ち投げを受けた日、「めちゃくちゃ速い。高校の頃は140投げるか投げないかのピッチャーしか受けたことがなかったので、めちゃくちゃ最初はびっくりしました」と、そのスピードに驚いた。「慣れました。変化球をあまり受けていないので、変化球は怖いんですけど、慣れていきながら、速さに対応していきたいと思います」と前を向く。
ブルペンでの投球練習が終わったあと、投手とコミュニケーションを密にとっている。ある日のブルペンで受けた投手を例に、「ピッチャー自身がシュートするボール、カットするボール、自分の中ではシュートしている球は良いんですかと聞いて、シュートしている球は垂れなければいいと言っていたので、そこの部分での会話とか、指のかかりの話とか、ボールがカットしている時にあの球悪かったですねと反省しながら一緒に会話していました」と明かした。
目指す捕手像については「ピッチャーが投げやすいと思えるキャッチャーが一番だと思うので、まずはキャッチャーとしてピッチャーとのコミュニケーションを大事にして、その次に打てるキャッチャーを目指していきたい。まずはピッチャーに対して、どういう寄り添い方をするのかというのを意識しながらやっていきたいと思います」と、“投手に寄り添う捕手”を目指していく。
ノックではキャッチャーミットではなく、グローブで受けている。その理由について、「自分はもともと内野を守っていたのもあって、一応内野用のグローブも作ってもらっています。いろんなところを守れるように。キャッチャーにこだわりはあるんですけど、チャンスがあるならいろんなポジションで出てみたいと思っています。そういうところで、内野用のグローブでノックを受けさせていただきました」と説明した。
春季キャンプに向けては、「技術のところは全然まだまだこれからゆっくりではないですけど、しっかりやっていけばいいと思っているので、まずは体力の部分とキャンプは1日中野球ができるので、体のケアをしっかりできたらと思います」と意気込んだ。
取材・文=岩下雄太