「ウインターリーグに行っていて、ウインターリーグで思った課題、ボールの見方など課題を持って取り組みました」。
ロッテの育成3年目・髙野光海は、課題と向き合うオフを過ごした。
プロ1年目の24年、プロ初スタメン出場となった8月7日の西武二軍戦、0-0の1回二死満塁の第1打席、浜屋将太が2ボール2ストライクから投じた6球目の133キロのカットボールをレフトへ満塁本塁打と、二軍公式戦初安打をド派手なプロ初本塁打で飾り、2年目の昨季は持ち前の長打力を発揮したいところだったが、19試合に出場して打率.195、本塁打は0、4打点に終わった。
シーズン中、出番が限られた中で、「常に準備していくことをやっていました。自分が出て打ちたいというのは常にありますし、それでも出られないといいうのは何かがあると思います」と振り返った。寮に戻ってからは「一軍の試合は夜、いつも見てはいるんですけど、ウエイト、ストレッチしたり色々やっていました」と一軍の公式戦を観ながらも、ウエイトトレーニングなど、自身の体力、技術向上を図った。
レギュラーシーズンでは本塁打0に終わったが、10月17日に行われた西武とのみやざきフェニックスリーグでは、7-2の8回二死走者なしの打席で、レフト上段に飛び込む特大弾。
髙野はチームメイトの富山紘之進、谷村剛、藤田和樹とともに、11月22日から約1ヶ月、『ジャパンウィンターリーグ アドバンス2025(沖縄)』に参戦。しかし、13試合に出場して、打率.161、3打点だった。
「フェニックスであまり打ったイメージがないですし、ウインターリーグも打てなかった。長打にこだわってやりたいですけど、コンタクト率もこだわってやっていかないと残れないと思うので、長打もこだわりながら、出塁するとか、コンタクト率を上げることをやっていきたいです」。
コンタクト率を上げるために、「マシンでミスショットしないとか、そういう意識で打っています」とのことだ。
ウィンターリーグが終わった後は、西武・野村大樹と自主トレを行った。野村との自主トレでは「一軍で出たりしている選手なので、学ぶことがすごくありました」と充実の時間になった。
髙野の登録ポジションは外野手。一軍の外野手争いは熾烈だが、ファームも同じくらい競争がある。ファームとはいえ、試合出場するためにも、アピールが必要だ。髙野は「キャンプから長打を打って目立って、みてもらえるように。チャンスをもらえるように頑張りたいです」と意気込む。
昨季はファームで0本塁打に終わったが、今季は「去年打てなかったので、とりあえず5本は打ちたいと思っています」と目標に掲げる。「結果が全てなので、結果を出して認めてもらえるようにしていきたいと思います」。勝負の3年目、武器である長打でアピールしていく。
取材・文=岩下雄太