ローテーション定着への期待がかかる2年目のドラフト1位右腕・竹田祐が、ヤクルトとの練習試合に先発。予定の3回を被安打2、無四死球1失点とまとめ、今年初の対外試合を上々の結果で終えた。
登板後、竹田は「今まで練習してきたことが出せたので、今日は良かった」と安堵の表情。「ストレートの強さ、変化球でのカウント取り、テンポの良さ。投手として大事な部分をシーズンでも続けていきたい」と意気込みを語った。制球についても「構えたところに投げる意識が自然にできているのは成長」と手応えを口にした。
一方で「ランナーを背負ってからの微妙なコントロール」を課題に挙げつつも、「やってきたことは変えず、開幕に向けてじっくりやっていきたい」と、焦らず自身のペースで調整を進める構えだ。
今キャンプから挑戦しているワインドアップについては「まだ追い求めている最中」としながらも、新たな感覚を掴みつつある様子。また、この日多投したカーブについては「自分の調子を確かめる指標。武器として磨いていきたい」と言い切った。
ルーキーイヤーの昨年、春先の不調に苦しんだ右腕。「去年はずっと迷っていて、結構しんどかった。今年は自主トレからいい練習ができています」とはにかんだ笑顔には、1年目の後半に1軍で残した「6試合4勝1敗、防御率1.69」という圧巻の実績が自信として宿っている。
エース・東克樹に続く先発陣の柱へ。背番号12が、真の覚醒を告げるフル回転のシーズンへ突き進む。
取材・文・写真 / 萩原孝弘