現役引退を表明したオンジェイ・サトリア(写真=Getty Images)

 チェコ代表としてワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に2度出場したオンジェイ・サトリア投手(29)が現地時間19日、自身のインスタグラムにて現役引退を表明した。

 サトリアは「シーズンが終わり、それとともに私の野球人生も幕を閉じる」とし、現役引退の決断に至った理由を説明。WBC後はチェコ野球の普及活動に努めていた一方、仕事と競技の両立に苦労し、家族と過ごす時間も減っていたという。

 長年のモチベーションだった代表活動では、「自身がプレーした証を残す」という目標を成し遂げたと回顧。「もう証明すべきことは何もありませんでした。野球での目標を全て達成できた私は本当に幸運でした。家族と向き合う時間が来たのです」と続けた。

 投稿の終盤ではWBCでの日本戦を振り返り、「『日本で侍ジャパン相手に投げる』という子供の頃からの夢が叶うなんて思ってもいませんでした。それが2度も実現し、2度目は観客がスタンディングオベーションで送り出してくれました。野球場で経験した中で、最も心を揺さぶられた瞬間でした」と綴った。

 サトリアは国内リーグのアローズ・オストラヴァで通算3度のリーグ優勝に貢献。2023年のWBCで日本戦に先発し、大谷翔平から空振り三振を奪うなど注目を集めた。最後の代表活動と位置付けた今年3月のWBCでは、オーストラリアに3回2/3、日本に対しては4回2/3をいずれも無失点に抑える好投。満員の東京ドームで有終の美を飾った。

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