コラム 2017.03.04. 19:00

曖昧なフレーズ「若手、中堅、ベテラン」、どう使い分ける?

無断転載禁止
今年36歳を迎える青木宣親

最も曖昧なのが中堅


 プロ野球選手の形容詞として「若手」「中堅」「ベテラン」などのフレーズを目にする機会は多い。書き手側としても「若手」が適切なのか、「中堅」のほうがしっくりくるのか、使い分けに迷う選手は数多くいる。

 プロ野球に限らず、10代後半から60代以上までが働く一般企業などでも使い分けに迷うこともあるだろう。3つの単語の意味を辞書で引くと次のようになる。

・若手=若くて元気のいい人。また、集団の中で年齢の若いほうの人。
・中堅=ある集団の中心となって活動する人。また、地位や規模などはそれほど上位ではないが、中心となって働いたり、確実な業績を上げたりしている人や団体。
・ベテラン=長年の経験を重ね、その道に熟達した人。

 3つの中で最も曖昧なのが「中堅」だろうか。プロ野球の記事などでは「若手」と「ベテラン」のどちらにも当てはまらない場合に使われる。

 現在の侍ジャパンの選手たちに当てはめると、メンバー最年長の青木宣親は「ベテラン」で異論はないだろう。プロ14年目の35歳を迎え、積み上げた安打数は日米通算1965本。ただ青木が「ベテラン」といわれるようになったのは1~2年前ではないだろうか。ロイヤルズ時代の2014年にワールドシリーズに出場したあたりが「中堅」から「ベテラン」への転換期だった気がする。

 では「若手」の選手はというと、最年少の松井裕樹(21歳)や鈴木誠也(22歳)の2人がそれにあたる。仮に松井が大学に進学していれば来月から4年生という年齢だ。プロ3年間ですでに63セーブをマークしており、このまま成長すれば1~2年後には「若手」というには違和感を覚えるかもしれない。

 このように3つの単語の分け方として、年齢だけでなく、プロでの年数や実績なども加味されることがわかる。年齢だけでいえば、25歳以下が「若手」。26~32、33歳が「中堅」。それ以上が「ベテラン」といったところか。

 ただ「若手」と「中堅」の狭間にあたる25歳くらいでも社会人を経た1~2年目の選手なら「若手」、高卒である程度実績を残した選手なら「中堅」に分類されるだろう。

 そして最も難しいのが「中堅」と「ベテラン」の使い分けだ。侍ジャパンに緊急招集された炭谷銀仁朗は29歳ながらイメージ的にはベテランといっても特段に違和感はない。プロ1年目の開幕に先発出場するなど、10代の頃から一軍でマスクを被り、すでにプロ12年目。同じく追加招集組の田中広輔は炭谷とは2学年しか違わない27歳ながら、大学と社会人を経ているためプロではまだ4年目。田中は、「若手」に近い「中堅」選手といえる。

 各媒体で何気なく目にする3つのフレーズだが、このように伝える側は迷うことも多いのである。


文=八木遊(やぎ・ゆう)

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