コラム 2019.01.08. 11:45

過去5シーズンで見る「出塁を許さない」投手ランキング

無断転載禁止
西武・菊池雄星(C)KYODO NEWS IMAGES

2017年から一気に進化した菊池雄星


 2019年1月3日(日本時間同4日)、ポスティングシステムにより西武から米マリナーズ入りした菊池雄星が本拠地・Tモバイル・パークで入団会見をおこなった。日本球界を代表する左腕のメジャー挑戦がいよいよはじまることになる。

 いまの菊池は、とにかく走者を出さない投手だ。特に、大きな飛躍を果たした2017年からは与四球率や被打率が大きく改善。その進化は、「(与四球数+被安打数)÷投球回」という数式で導かれる「WHIP」という指標にも劇的に表れている。WHIPとは「Walks plus Hits per Inning Pitched」の頭文字を取ったもの。1投球回あたりの四球と安打で許した走者の数である。

 2017年、菊池のWHIPは「0.91」とリーグトップの数字を記録した。2018年も岸孝之(楽天)に次ぐリーグ2位の「1.03」という高水準の記録を維持し、「1.32」程度が平均といわれるなか、菊池のWHIPは通算でも「1.17」と非常に優秀である。

 失点しなければ絶対に負けないのが野球というスポーツだ。であれば、投手が目指すべき最大の目標は、相手に出塁を許さないこととなる。その目標をどれだけ達成しているか、WHIPで検証してみたい。以下は2014~2018年の5シーズンで計250投球回以上を記録した計94人の投手における、直近5シーズンのWHIPランキングだ。

▼ 直近5シーズンWHIPランキング
0.80  サファテ(ソフトバンク)
0.99  マイコラス(巨人)
1.00  菅野智之(巨人)
1.025 岸 孝之(楽天)
1.026 大谷翔平(当時日本ハム)
1.05  前田健太(当時広島)
1.06  秋吉 亮(日本ハム)
1.096 千賀滉大(ソフトバンク)
1.103 森 唯斗(ソフトバンク)
1.11  バンデンハーク(ソフトバンク)
※250投球回以上


日本人トップは球界の大エース・菅野智之


 見事1位に輝いたのはサファテ(ソフトバンク)。先発投手に比べ、短いイニングに全力で臨める中継ぎ投手のほうがWHIPは優秀な数字となる傾向にあるが、それでも「0.80」という数字は驚異的なものである。2018年は負傷と手術によりリハビリに終始したものの、2019年に復帰予定。鷹の絶対的守護神らしい投球を再び見せてほしいものだ。

 そのサファテのほか、ソフトバンク投手陣からはなんと4人がランクイン。過去5シーズンで3度のリーグV、4度の日本一を誇る圧倒的な強さも納得である。

 日本人トップとなったのは菅野智之(巨人)。2018年には投手三冠に輝き、あらゆる指標でリーグ1位となった菅野。WHIPでも2016年から3年連続でリーグ1位であり、対戦相手からすれば得点はおろか出塁することすら困難な大エースとなりつつある。

 ちなみに先述した菊池のWHIPは「1.16」で14位。惜しくもトップ10入りは逃したが、直近2年に限れば1.00を切る「0.97」という抜群の数字である。急激に安定感を増してきた菊池が、メジャーの舞台でどんな投球を見せてくれるだろうか。


文=清家茂樹(せいけ・しげき)

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。
単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額3,700円(税込)のところ、本プランなら月額2,980円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② プロ野球をはじめとする様々なスポーツ、アニメ・エンタメが見放題で楽しめる!

③ 新規入会月から3カ月間、「DMMポイント」を毎月550ポイント付与!

【PR】巨人戦を観るなら「Hulu」で!

hulu

「Hulu」とは、映画や海外ドラマ、アニメ、バラエティーなどが見放題で楽しめる月額1,026円(税込)のサービス。巨人主催の公式戦全試合を配信しているため、巨人ファンには特におすすめです。

POINT

① 一般的な動画配信サービスよりもお手頃な価格で楽しめる!

② 巨人戦以外にも幅広いエンタメ作品を見放題で堪能できる!

③ 初回加入時は2週間の無料トライアル体験が可能!

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西