DeNA・細川成也

◆ 衝撃の「初打席初本塁打」

 8月戦線に入ったプロ野球の2020年シーズン。セ・リーグは王者・巨人が10個の貯金をつくり、首位を快走している。それを追うのは、同じく在京の2球団。2位ヤクルト、そして3位のDeNAだ。

 現在18勝18敗2分の勝率5割。巨人から5ゲームの差をつけられているDeNA。巨人との直接対決は8月に1試合も組まれておらず、9月と10月に合計15試合を予定している。22年ぶりのリーグ優勝を狙うDeNAとしては、巨人との差を少しでも縮めて8月を終えたいところだろう。

 DeNAのアレックス・ラミレス監督は昨年末、今季の強化指定選手として2人の大砲の名前を挙げた。その一人が佐野恵太。今季は開幕から4番に定着すると、今や中心打者としてチームを牽引。監督の期待に見事に応える活躍を見せている。

 そして、指揮官が名前を挙げたもう一人が、右の外野手・細川成也だった。

 昨季まで4番を務めた筒香嘉智がメジャーに移籍し、その穴を埋めることも期待された細川。4日に22歳の誕生日を迎えるが、今季はまだ一軍での出場がない。

 二軍では全21試合に4番でスタメン起用され、打率.258(66-17)・3本塁打・9打点という成績。一軍昇格を果たすには、やや物足りない数字が並んでいることは間違いない。

 また、一軍昇格にはいくつもの高い壁がある。

 DeNAの外野陣を見てみると、ベテランの梶谷隆幸に新4番の佐野恵太、そしてタイラー・オースティン、外野も守れるネフタリ・ソトという面々がそろって打撃好調。オースティンはコンディション面に不安があるとは言え、いま細川が一軍に昇格したとしても、スタメンで起用されるチャンスは少ないだろう。

 ただし、桑原将志や神里和毅、乙坂智といった3人の控えメンバーがそろって打率2割以下と結果を残せておらず、もしオースティンが登録抹消されるようなことがあれば、声がかかる可能性もある。

 細川といえば、ルーキーイヤーの2017年の活躍が印象深い。

 シーズン最終盤の10月に一軍に昇格すると、公式戦初打席で初本塁打をマーク。勢いのままにポストシーズンでも出場機会を得て、日本シリーズでも結果を残した。

 ところが、レギュラー奪取が期待された2年目以降は、一軍定着もままならず。大きな期待を受けながらも、1年目を上回るインパクトは残せていない。

 それでも、ラミレス監督は焦らず、じっくりと二軍で経験を積ませ、来るべき時を待っている。プロ入り4年目、22歳を迎えた今年こそ、一軍の舞台で3年前を上回るインパクトを残したい。

文=八木遊(やぎ・ゆう)

◆ 細川成也・プロフィール
ポジション:外野手
投打:右投右打
身長/体重:179センチ/93キロ
生年月日:1998年8月4日
経歴:明秀学園日立高-DeNA(16年・D5)

<年度別成績・一軍>
[2017年] 2試 率.400 本2 点4 三振3 出塁率.500 長打率1.600
[2018年] 11試 率.222 本1 点2 三振11 出塁率.364 長打率.444
[2019年] 36試 率.222 本1 点10 三振24 出塁率.313 長打率.292
[2020年] 出場なし

<年度別成績・二軍>
[2017年] 114試 率.201 本10 点33 三振182 出塁率.275 長打率.325
[2018年] 81試 率.231 本8 点29 三振122 出塁率.326 長打率.364
[2019年] 73試 率.293 本15 点51 三振75 出塁率.367 長打率.537
[2020年] 21試 率.258 本3 点9 三振23 出塁率.402 長打率.439
(※8月3日時点)

【八木遊・プロフィール】
1976年、和歌山県出身。大学卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。日本にファンタジーベースボールを流行らせたいという構想を持ち続けている。

この記事を書いたのは

八木遊

1976年、和歌山県で生まれる。地元の高校を卒業後、野茂英雄と同じ1995年に渡米。ヤンキース全盛期をアメリカで過ごした。米国で大学を卒業後、某スポーツデータ会社に就職。プロ野球、MLB、NFLの業務などに携わる。

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