番記者コラム
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阪神が待ち望んだニューカマーの台頭…存在感増す若虎・野口恭佑は連覇のキーマンとなれるか
◆ 期待の長距離砲が満を持して昇格 タイガースの岡田彰布監督は連覇を狙う2024年のテーマに「新戦力の台頭」を掲げた。 昨季、18年ぶりのリーグ... -
レギュラーの壁を必死に駆け上がる小幡竜平…スタメンで噛みしめる喜びと苦しみ
◆ 「スタメンでも、スタメンじゃなくてもやることは変わらずにやっています」 「エブリデープレイヤー」としての喜びも、苦しみも噛みしめる日々を送っている。... -
“歩く理論派左腕”中日・小笠原慎之介が電車を降りて、もう一回乗った理由
◆ ファンから『え、また電車乗るの?』 小笠原慎之介は6月23日の阪神戦(倉敷)で、7イニングを無失点に抑えて1カ月ぶりの白星を手にした。 その... -
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高卒3年目で欠かせない存在に成長した前川右京…指揮官も認めた「中軸で起用する意味」
◆ 「4打席で1本出るのがあの時かランナーいてない時かで大違いやからな」 レギュラーの座をたぐり寄せる大きな放物線だった。 16日のホークス戦の... -
今季3度目の“連敗ストッパー”となった才木浩人…チームの重苦しさもどこ吹く風の“鈍感力”
◆ 「何回目やこれ。あいつが止めたのは」 指揮官が試合後に待ち構える報道陣に発した言葉がこの日の殊勲者が誰なのかを示していた。 「才木に聞いたれ... -
昇格後2戦2勝のビーズリー…スイーパーを武器に交流戦でも“無双”なるか
◆ 今春の出遅れを取り戻す快投を披露 今春、絶望を味わった助っ人右腕が「無双」の言葉を地でいくような快投を続けている。 タイガースの来日2年目右... -
今オフにメジャー挑戦を希望する小笠原慎之介が“気迫のダイブ”をした理由
◆ 「体が動いちゃいました」 場内騒然のダイビングキャッチが飛び出した。5月22日の巨人戦(東京ドーム)で中日・小笠原慎之介が飛んだ。 5回無死... -
右肘手術から復帰3シーズン目の阪神・才木浩人…次代エースの潜在能力が一気に花開く1年へ
◆ 球団史上初の横浜スタジアムで「1-0」完封 単なる1勝以上の価値を持つ“シャットアウト”だった。 12日のベイスターズ戦に先発したタイガース... -
“2年目の壁”と“村上包囲網”をもろともしないMVP右腕・村上頌樹が歩むエースへの道
◆ 実質2年目の今季も“変わらない”パフォーマンス 昨季のMVP右腕が“2年目の壁”をもろともせず快走している。 4月30日のカープ戦に先発した... -
外食禁止、ポール間120本…中日・髙橋宏斗の悲壮感と覚悟
◆ 「野球をやってきてこれほど悔しいことはありませんでした」 ヒーローは遅れてやってくる。中日の近未来エース髙橋宏斗投手が、4月28日の広島戦(バンテ... -
「準備してるんで」…阪神・糸原健斗の揺るぎない献身とレギュラーへの思い
◆ 今季初のスタメンで2シーズンぶりの1試合3安打をマーク レギュラーシーズンでスタメンコールされるのは、実に昨年の7月以来だった。 28日のス... -
阪神・髙橋遥人が893日ぶりの復帰登板…完全復活を目指す左腕の“まっすぐ”への一途な思い
◆ 「マウンドで投げられているところを見せられてすごく良かった」 2軍本拠地の鳴尾浜球場は平日にも関わらず朝から開門待ちのファンが180人の列を作った。... -
パワーの源は肉ではなく野菜…食意識で変身した“新たな”小笠原慎之介
◆ 肉から野菜へ180度振り切った食生活 変身左腕が中日の快進撃に乗っかった。 小笠原慎之介投手が4月10日のDeNA戦(横浜)で7イニング1... -
開幕戦の流れを変えた桐敷拓馬の快投…ブルペンでさらに存在を増す“スペードのエース”
◆ 膠着する試合を“動かした”左腕 “スペードのエース”の快投が流れを変えた。 3月31日のジィアンツ戦の7回、3番手でマウンドに上がったタイ... -
原口文仁が2軍に残した“財産”…年長組が次代を担う若虎に伝えたかったこと
◆ 「僕も高校生(高卒入団)だったから分かる」 2月、沖縄・具志川の2軍キャンプのメーングラウンドで若手選手のフリー打撃を眺めていると、隣接するサブグラ... -
3年目の岡留英貴に漂うブレイクの予感…“新球”を武器に群雄割拠のブルペンで真価を示す
◆ 鉄壁ブルペンの新星として期待される3年目の右腕 昨季はセントラル・リーグ唯一の救援防御率2点台となる2.39が表すように近年のタイガースの強みとなっ... -
新外国人右腕ハビー・ゲラに高まる期待…虎のブルペンで無双した助っ人に共通する「与四球率」
◆ 新助っ人右腕が順調な仕上がり 南米出身の豪腕には難敵となりそうな「寒さ」にもきっちりと対応して見せた。 「(甲子園での登板は)2回目ですし、... -
虎の未来に明るい光を照らした門別啓人と茨木秀俊の“道産子リレー”
◆ “金の卵”門別が満を持して登板 “道産子プロスペクト”が地元で虎の未来に明るい光を照らした。 春季キャンプ終了後、初のオープン戦となった2日... -
キャンプで投じた200球はすべてストレート…阪神・伊藤将司が“固執”する確固たる理由
◆ “異色”の投げ込みを敢行 タイガースが春季キャンプを張る沖縄・宜野座のブルペンを朝から眺めていると人間模様ならぬ「投手模様」が見えてくる。 ... -
師匠の逆襲か、弟子の更なる進化か…虎の師弟コンビ、青柳晃洋と村上頌樹が目指す高み
◆ 青柳はキャンプ初日にブルペン一番乗り 昨季は明暗の分かれた虎の師弟コンビが、ともに順調なスタートを切った。 沖縄・宜野座で始まったタイガース...