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今年はどうなる?“隔年選手”といえば…

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ヤクルトの小川泰弘

ヤクルト・小川は2ケタ勝利に期待


 生存競争が激しいプロ野球界。1年活躍しても2年目に成績を落とすことも多く、何年もプロ野球の世界で活躍するのは難しい。そんな中、隔年で活躍する選手もいる。

 現役選手では小川泰弘(ヤクルト)がその一人だ。小川はプロ1年目の13年にいきなり16勝(4敗)を挙げ最多勝を獲得し、新人王に輝いた。2年目は開幕投手を務め、エースとしての活躍が期待されたが、シーズン途中に骨折で離脱。2年連続2ケタ勝利に届かず9勝に終わる。

 そして3年目の15年は前半戦こそ4勝6敗と苦しむも、8月に3勝をマークし同月の月間MVPを獲得。2年ぶりに11勝を記録し、リーグ優勝に大きく貢献した。自身初の2年連続2ケタ勝利の期待がかかった昨季は、8勝、防御率4.50とプロ入り後ワーストの成績に終わった。

 今キャンプではしっかり投げ込むことをテーマに過ごす。また投球だけでなく、「9番目のバッターとして最低限のことはやっていきたい」と杉村繁チーフ打撃コーチから打撃についてもアドバイスをもらっているという。1年目と3年目は2ケタ勝利を達成しており、今季は10勝以上する年にあたる。投打にレベルアップした姿を見せたい。

【小川泰弘の年度別成績】
13年:26試 16勝4敗 防2.93
14年:17試 9勝6敗 防3.66
15年:27試 11勝8敗 防3.11
16年:25試 8勝9敗 防4.50

広島・菊池は昨季最多安打も…


 今年3月に行われる『第4回 ワールドベースボールクラシック』(WBC)の日本代表に選ばれた菊池涼介(広島)もそうだ。菊池はプロ2年目の13年にセカンドのレギュラーに定着し、同年141試合に出場して打率.247だった。レギュラー2年目となった翌14年は、全144試合に出場し、打率はリーグ2位の.325をマーク。安打は球団記録2位となる188安打を放った。

 緒方孝市監督が就任した15年は、中心選手としてチームを引っ張る役割が求められたが、全143試合に出場したものの、シーズン途中に故障するなど打率.254に終わる。16年は再び復調し、打率.315、安打数はリーグ最多の181本を記録。25年ぶりにリーグ優勝したチームの立役者となった。

 レギュラー定着後の成績からいくと、今季は苦戦が強いられることが予想される。ただ、15年の時とは違い経験や実力も兼ね備えた。今季は隔年選手と呼ばれないような打撃を見せて欲しいところだ。

【菊池レギュラー定着後の打撃成績】
13年:141試 率.247 本11 点57
14年:144試 率.325 本11 点58
15年:143試 率.254 本8 点32
16年:141試 率.315 本13 点56
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