和田、杉内、摂津が勝ち頭
ソフトバンクは2007年以降の10年間で、パ・リーグでは日本ハムと並び最多タイの4度のリーグ優勝を誇る。
最近10年間のソフトバンクの年度別最多勝利投手を振り返ると、杉内俊哉(07年、09年)、和田毅(10年、16年)、摂津正(12年、13年)が2度記録する。
現在巨人でプレーする杉内は07年と09年に15勝をマークし、和田は10年に17勝、16年に15勝を記録し最多勝に輝いた。12年と13年にチーム最多勝となった摂津は、12年に最多勝のタイトルを獲得している。
この10年を振り返ると、常に上位に入っていたことも関係しているのか、15勝以上でチーム最多勝となったシーズンが7度もある。特に09年から5年連続で15勝以上記録した投手が、チーム最多勝に輝いており、“エース”の質の高さがわかる。
今季も昨季最多勝の和田をはじめ、武田翔太、バンデンハーク、千賀滉大といった球界を代表する先発陣を抱えており、この中から15勝以上記録する投手が現れそうな予感だ。
ソフトバンクの最近10年間の年度別最多勝利投手
07年 15勝 杉内俊哉
08年 11勝 大隣憲司
09年 15勝 杉内俊哉
10年 17勝 和田 毅
11年 19勝 ホールトン
12年 17勝 摂津 正
13年 15勝 摂津 正
14年 11勝 中田賢一、スタンリッジ
15年 13勝 武田翔太
16年 15勝 和田 毅