ニュース 2017.04.12. 10:00

巨人・立岡の起用法に江本氏「相手からしたらおいしい」

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巨人の立岡宗一郎【写真は2017年】(C)KYODO NEWS IMAGES
 全試合で『2番・中堅』で先発出場を続ける巨人の立岡宗一郎。開幕から送りバントの失敗が目立つ立岡だが、11日の広島戦でも、初回無死一塁の場面で送りバントを決めることができなかった。

 立岡は初回、1番の中井大介がヒットで出塁し、早速バントの場面で打席が回ってきた。初球をファール。2球目もバントを試みたが捕邪飛に倒れ、一塁走者の中井を二塁に進塁させることができなかった。

 ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦で解説を務めた江本孟紀氏は、「相手からしたらおいしいですよね、要するにバントの上手い人が出てくると嫌なので、ボールになったりしてピンチが広がる。真っ直ぐを投げておけば失敗してくれる」と述べ、「バントをする打順で起用するなら2番はキツイですよ」とバッサリ。

 また江本氏は、2番の立岡がバントを失敗することで、3番・坂本勇人、4番・阿部慎之助の打撃にも影響が出てくるという。「この(一死一塁)ケース、坂本が一番考えるわけですよ。アウトになった人が前にいたら、どこに打とうかなと考えて、小さくなったり細工したりもったいないですよね。進塁打を打たなきゃという気持ちが出てくると、今みたいな(右方向への)バッティングになる。(※坂本の第1打席は一ゴロ)二塁にランナーがいたら、こういうバッティングにならないですよ」と話した。

 江本氏は、立岡の2番起用について「攻撃するオーダーならこれでいい。細かい事をするうえで2番に置いているなら機能しないですよ。変えた方がいいですよね」と続け、打順というよりも役割に問題があるとの見解を示した。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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