12日の広島戦で本塁打を放つなど、リーグトップの5本塁打、15打点を記録する阿部慎之助。打撃では4番打者としてチームを引っ張っている。その一方で、慣れない一塁の守備はやや不安定だ。
4月11日の広島戦では、3点リードの6回一死一、三塁の場面、安部友裕が一塁へ放った打球を阿部が処理。三本間で止まっていた三塁走者・鈴木誠也を見て、阿部は二塁へ送球しようとしたが、その隙に鈴木に本塁の生還を許し、結局1つもアウトを奪うことができず。このプレーをきっかけに、大量失点に繋がってしまった。
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めている江本孟紀氏はこのプレーに「ランナーが一、三塁で、球が転がってきてホームに投げれば問題がないのに、セカンドを見たりして、1点をあげてしまった。自分の守備の事を忘れることはないですけど、体が動かなかったですね」と指摘した。
翌12日の広島戦でも、9回二死一塁の場面で山口鉄也が一塁へけん制。一塁を守っていた阿部は、飛び出した一塁走者の丸佳浩を追いかけるも、二遊間との連携が上手く取れず、二塁への盗塁を許した。
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める石井氏は「阿部選手が投げなくちゃ遅い状態。阿部選手が追いすぎてしまった」とし、「普通のプレーじゃないときの経験がないだけに、ランナーが飛び出したときの対処」を課題点にあげた。
つづけて石井氏は「キャッチャーをずっとやっていただけに、昨日(11日の巨人戦)みたいにランナーを飛び出したときの対応で、変則な動きがあった時、迷いがでている」と分析する。
ここまで阿部は、慣れない一塁の守備で無失策だが、記録に残らないミスもある。細かいプレーを覚え、打撃だけでなく、一塁の守備でも勝利に貢献して欲しいところだ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
4月11日の広島戦では、3点リードの6回一死一、三塁の場面、安部友裕が一塁へ放った打球を阿部が処理。三本間で止まっていた三塁走者・鈴木誠也を見て、阿部は二塁へ送球しようとしたが、その隙に鈴木に本塁の生還を許し、結局1つもアウトを奪うことができず。このプレーをきっかけに、大量失点に繋がってしまった。
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めている江本孟紀氏はこのプレーに「ランナーが一、三塁で、球が転がってきてホームに投げれば問題がないのに、セカンドを見たりして、1点をあげてしまった。自分の守備の事を忘れることはないですけど、体が動かなかったですね」と指摘した。
翌12日の広島戦でも、9回二死一塁の場面で山口鉄也が一塁へけん制。一塁を守っていた阿部は、飛び出した一塁走者の丸佳浩を追いかけるも、二遊間との連携が上手く取れず、二塁への盗塁を許した。
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める石井氏は「阿部選手が投げなくちゃ遅い状態。阿部選手が追いすぎてしまった」とし、「普通のプレーじゃないときの経験がないだけに、ランナーが飛び出したときの対処」を課題点にあげた。
つづけて石井氏は「キャッチャーをずっとやっていただけに、昨日(11日の巨人戦)みたいにランナーを飛び出したときの対応で、変則な動きがあった時、迷いがでている」と分析する。
ここまで阿部は、慣れない一塁の守備で無失策だが、記録に残らないミスもある。細かいプレーを覚え、打撃だけでなく、一塁の守備でも勝利に貢献して欲しいところだ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)