● 日本ハム 1 - 2 楽天 ○
<9回戦 札幌ドーム>

 楽天が延長11回までもつれた接戦を制し、首位の座をガッチリとキープ。西武に敗れた2位・ソフトバンクとのゲーム差を、再び1.5に広げた。

 楽天は初回、2番ペゲーロの16号ソロで先制。その後は日本ハム投手陣の前になかなか得点できなかったが、1-1で迎えた11回に、先頭の3番ウィーラーが均衡を破る14号ソロをバックスクリーンへ運んだ。

 投げては防御率リーグ1位の先発・美馬が、7回1失点の好投。好調な右腕は白星こそ手にできなかったが、防御率を1.79に良化させた。8回以降はハーマン、松井裕、福山とつなぎ、2回以降は無失点リレー。2イニングを投げた松井裕が今季3勝目。11回を3者凡退で締めた福山は、今季初セーブを手にした。

 日本ハムも投手陣が踏ん張ったが、11回に決勝弾を浴びた6番手の玉井がプロ初黒星。打線は楽天を上回る9安打を放ったが、好機であと一本が出なかった。

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