○ フィリーズ 10 - 0 マーリンズ ●
<現地時間9月14日 シチズンズバンク・パーク>
マーリンズのイチローが14日(日本時間15日)、敵地でのフィリーズ戦に「2番・中堅」で5試合ぶりに先発出場。8月9日(日本時間10日)以来となるマルチ安打を放った。なお、自身がもつ中堅スタメン出場のメジャー最年長記録(43歳327日)を更新した。また、救援登板した田沢は1回を投げて、二奪三振含む三者凡退に抑えた。
初回、一死走者なしの場面で第1打席に立ったイチローは、相手先発右腕・トンプソンの4球目、外角低めの変化球を鮮やかにレフト前へ。5試合ぶりの安打となった。
9点を追う3回の第2打席は空振り三振。5回、一死二・三塁で迎えた第3打席は四球を選び、一死満塁と好機を広げるも、後続が倒れ、得点には結びつかなかった。
すると7回、二死走者なしで迎えた第4打席で右二塁打。8月9日(日本時間10日)以来となるマルチ安打を記録した。
この日、イチローは3打数2安打1四球で、打率は.263となった。
田沢は9点を追う6回に3番手として登板。先頭のガルビスを左飛に打ち取ると、3番・ヘレラ、4番・ホスキンスを連続三振に仕留め、三者凡退に抑えた。防御率は5.26となった。
なお、チームは0-10で大敗。5連敗を喫し、借金は「10」となった。