○ ヤンキース 13 - 5 オリオールズ ●
<現地時間9月14日 ヤンキー・スタジアム>
ヤンキースの田中将大は現地時間14日(日本時間15日)、本拠地で行われたレッドソックス戦に先発登板。2被弾を含む8安打2失点8奪三振で今季12勝目(11敗)、日米通算150勝を挙げた。ヤンキースは13‐5で大勝。2連勝を飾った。
田中は初回、先頭のベッカムを空振り三振に切ると、マチャドを左直、スクープを中飛に仕留め、素晴らしい立ち上がりを見せる。すると直後の1回裏、打線が6点を先制、日米通算150勝目へ、これ以上ない展開となった。
2回、3回はそれぞれ1本ずつ安打を浴びるも、無失点。4回は先頭スクープにソロ本塁打を浴び、1点を失う。しかし、その裏に打線は3点を追加、大量のリードを奪う。
8点リードで迎えた5回、先頭のスミスを四球で歩かせ、続くベッカムに中安打を浴び、無死一・二塁のピンチを招く。しかし、続くマチャドを二ゴロ併殺、4回に本塁打を許したスクープを右飛に打ち取り、無失点でピンチをしのいだ。
6回、マンシーニのソロで2点目を失うが、後続を断って最少失点で乗り切ると、その裏、またもや味方打線が爆発。4点を追加し、11点の大量援護を受ける。
7回も、一死から四球、二塁打で二・三塁とされたが、後続を連続三振に切り、ここも無失点。田中はこの回でマウンドを降りた。
田中は7回を投げて2被弾を含む8安打2失点8奪三振で、防御率は4.73に。今季12勝目(11敗)、日米通算150勝を挙げた。
なお、チームは8回に2番手・ミッチェルが2失点、9回に3番手・ガレゴスが1失点も味方打線の大量援護もあり、13-5で勝利を収めた。