DeNAの4番・筒香嘉智が、日本シリーズ18打席目で待望の一発が飛び出した。

　1点を追う4回、二死走者なしから3番・ロペスがフェンス直撃の二塁打で出塁し、二死二塁の場面で第2打席を迎えた。筒香は、立ち上がりから力強いストレートを投げ込んでいたソフトバンクの先発・バンデンハークの153キロのストレートを完璧に捉えた。

　打球はセンター・柳田悠岐の頭を越えていき、バックスクリーン左に突き刺さった。2日に放送した『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第5戦 DeNA－ソフトバンク戦』で解説を務めた大矢明彦氏は「DeNAファンの気持ち、声、みんな届いたなというホームランでしたね」と喜んだ。

　再び追う展開となった6回には、フェンス直撃のタイムリー二塁打を放つなど、この日は2安打3打点と、4番打者としての仕事をしっかりとこなした。

（ニッポン放送ショウアップナイター）