日本S記録に迫る5犠打
ソフトバンクの今宮健太が、日本シリーズ記録の6犠打まで残り1つに迫っている。
第4戦以外は、毎試合犠打を決め、第5戦では1試合に2度犠打を成功させた。『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 日本シリーズ第5戦 ソフトバンク-DeNA戦』で解説を務めた大矢明彦氏は、今宮の犠打について「絶対に失敗がないみたいなバントですよね」と評価した。
第5戦が終了した時点で5犠打を決めており、第6戦以降で弓岡敬二郎(84年 / 阪急)、平野謙(93年 / 西武)、田中賢介(06年 / 日本ハム)、松本哲也(12年 / 巨人)が持つ日本シリーズ記録達成への期待も高まる。
得点に繋がる今宮の犠打
今シリーズ今宮の犠打が、得点に結びつくことが多い。ソフトバンクは第1戦から第3戦まで、初回に先制点を奪ってきたが、それをアシストしてきたのが今宮の犠打。
第3戦まで毎試合第1打席でヒットを放ったトップバッターの柳田悠岐、打点を挙げた3番・デスパイネ、4番・内川聖一がクローズアップされるが、先制点を挙げることができたのも、今宮がしっかりと走者を進めてきたからだといえる。
さらに第5戦でも1点を追う5回に先頭の柳田悠岐がヒットを放った後、しっかりと送り、デスパイネの犠飛、中村晃の一時勝ち越しとなる2ランに繋げた。
『2番・今宮』が犠打を決めた時、得点に繋がる可能性が一気に高まる。18時30分から行われる第6戦でシリーズ記録に並ぶ犠打を決め、チームは日本一達成することができるだろうか。
(ニッポン放送ショウアップナイター)