鈴木博志,
ブルペンで投球練習を行ったドラフト1位右腕の鈴木博志

◆ 新加入・大野奨のキャッチングにほれぼれ

 中日のドラフト1位・鈴木博志投手(ヤマハ)が5日、今キャンプ4度目となるブルペンで、91球の投げ込みを行った。

 過去3度は50球前後の球数だったが、この日は自らの意思で今キャンプ最多の91球。打席に大島洋平らが立ち、「左バッターのインコースを意識して投げた。まだ低目のボールが弱い」と課題を挙げるも、「カットボールのコントロールでき始めてきた」と手応えも口にした。

 ボールを受けたのは、日本ハムからFA移籍した大野奨太。右腕は正妻候補筆頭のキャッチングについて「自分がボールだと思った球が(キャッチングで)ストライクに見えた」と、投げ終えたあとは捕手目線でのアドバイスも伝授された。

 中日はこの日、5日間のキャンプ第1クールが終了。総括した森監督は“目に留まった投手”として鈴木博の名前を挙げ、「素晴らしいボールを投げてくれている。順調に来ていると思う」と評価した。

 第2クールからはフリー打撃登板など、打者相手の投球が解禁予定。田島慎二らとの“守護神バトル”が、いよいよ本格化する。

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