◆ 両打ち転向2年目、3打席とも好内容
DeNAの大和内野手が20日、韓国・ハンファとの練習試合に「2番・二塁」で先発出場。すべて左打席で3打点をマークし、チームも7-1で勝利した。
DeNAは初回、1番桑原が三塁打で出塁。続く大和が二塁前へゴロを転がし、1、2番の二人で先制点を奪った。3回は一死二塁の好機で打席に入り、ここではボールを見極め四球で出塁。続く3番筒香の右翼越え適時二塁打につなげた。
4回の第3打席も二死一、三塁の好機で打席に入り、2球目に一走・桑原の二盗をアシスト。2球で2ストライクとなったが、追い込まれてからのボールを巧みに中前へ運び、これが中前へ落ちる2点適時打となった。
大和は4回終了後にベンチへ退き、この日は2打数1安打1四球3打点の成績。第1打席は相手の守備陣形を考慮した打点付きの内野ゴロ。2打席目は四球で中軸へつなぎ、第3打席は盗塁待ち後の技あり打と、3打席とも内容のある打撃だった。
守備では失策を記録したものの、この日は打撃で存在感を示した背番号『9』。両打ち転向2年目となる左打席で、巧みなバットコントロールを披露した。