同点の6回に登板したダイヤモンドバックスの平野佳寿

○ ダイヤモンドバックス 8x - 7 ドジャース ●
<現地時間4月2日 チェース・フィールド>

 ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が2日(日本時間3日)、本拠地でのドジャース戦に救援登板。同点の6回にメジャー初被弾となるソロを浴び、移籍後初失点を記録した。ドジャースは勝利目前の9回、抑えのジャンセンが二死から同点3ランを浴び、試合は延長戦へ。15回に再び1点を勝ち越したが、その裏に2点を失いサヨナラ負けを喫した。

 開幕から2戦連続無失点の平野は、3-3の6回に2番手として登板。先頭の7番アットリーは右飛に退けたが、続くフォーサイスに1ボールからの直球を左中間席へ運ばれた。その後、ダイヤモンドバックスは3番手のチャフィン、4番手のマクファーランドも失点。3-6の劣勢で9回裏の攻撃を迎えた。

 相手のマウンドにはメジャー屈指の守護神・ジャンセン。簡単に二死を奪われ敗戦濃厚となったが、ここから2者連続四球でチャンスを作ると、5番オーイングスが起死回生の同点3ランを左翼席へ運んだ。この瞬間、平野の黒星が消滅。ダイヤモンドバックスはその後、延長15回に1点を勝ち越されたが、その裏に7番アーメッドが同点打、代打・マシスがサヨナラ打を放ち、劇的な試合を制した。

 ドジャースは、昨シーズン1度しかセーブ失敗のなかったジャンセンが、二死からまさかの乱調。守護神は開幕2戦目でも同点の9回に決勝ソロを浴びており、これで2戦連続失点となった。11回以降は9番手のフォントが力投していたが、5イニング目となった15回に力尽きた。

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