○ エンゼルス 3x - 2 インディアンス ●
<現地時間4月4日 エンゼル・スタジアム>
エンゼルスの大谷翔平選手が4日(日本時間5日)、本拠地で行われたインディアンス戦に「8番・指名打者」で先発出場。同点2ランを含む2安打をマークし、メジャー初本塁打含む3安打だった前日に続き、2試合連続で複数安打を記録した。
インディアンスの先発は、昨季リーグトップの18勝(4敗)を挙げ、自身2度目のサイ・ヤング賞に輝いたクルーバー。エンゼルス打線は、技巧派右腕の前に4回まで無安打無得点。大谷も3回、無死走者なしの第1打席で、追い込まれたあとの外角球に手が出ず見逃し三振に倒れた。
それでも0-2で迎えた5回、エンゼルスは一死から、6番シモンズがチーム初安打となるバント安打を決めた。その後、二死二塁となり打席には大谷。クルーバーが投じた3球目を力強く抜くと、打球は中越えの2点本塁打となった。
試合は2-2のまま延長戦へ。大谷は10回、守護神右腕・アレンから中前打をマーク。先頭打者としてサヨナラ機を演出したが、続くマルドナルドが送りバント失敗による併殺打に倒れた。
12回は二死走者なしの場面で5度目の打席に立ち、中継ぎ左腕・グッディーの前に一ゴロ。この試合は5打席消化し、2号2ランを含む2安打2打点の活躍。今季の打率は.429となった。
エンゼルスは13回、1番コザートが2号ソロを放ちサヨナラ勝ち。二刀流・大谷の投打の活躍もあり、開幕からの7連戦を5勝2敗と勝ち越した。