○ 西武 9 - 3 ロッテ ●
<5回戦・メットライフ>
西武が3戦連続の逆転勝ちで3連勝。球団新記録となる本拠地での開幕8連勝をマークし、貯金を早くも「10」とした。
西武は3点を先制された直後の4回裏、ロッテ先発・酒居を攻め一死満塁の好機を作ると、6番外崎が犠牲フライを中堅へ運び2点差。さらに二死一、二塁から、「後ろにつなぐ気持ちで、しっかり自分のスイングをすることを意識して打ちました」と語った7番栗山が、逆転となる1号3ランを右翼席中段へ運んだ。
勢い付いた西武打線は、続く5回にも3番浅村が4号2ラン、続く山川が6号ソロを放ち2者連発。この試合でもお得意の集中打を見せ、ロッテを突き放した。
先発の多和田は、立ち上がりから安定した投球。4回に6番平沢に走者一掃の3点適時三塁打を許したが、その後は要所を締める投球で6回6安打3失点。開幕から4戦連続となるクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)をマークし、負けなしとなる4勝目を手にした。
西武は7回にも、浅村、山川の連続適時打で2点を追加。投手陣は7回以降、平井、ワグナー、小石とつなぎ、3試合連続の逆転勝利を締めくくった。