● エンゼルス 1 - 11 ヤンキース ○
<現地時間4月28日 エンゼル・スタジアム>
ヤンキースの田中将大投手が28日(日本時間29日)、敵地でのエンゼルス戦に先発登板し、6回1失点の好投でリーグトップタイの4勝目(2敗)を手にした。ヤンキースは序盤から打線が爆発し、2回までに10得点。投打が噛み合い今季初の8連勝とした。
ヤンキースは1回表、相手の適時失策から大量5得点。2回にも打者一巡の猛攻を見せ、早くも10-0の大量リードを奪った。ワンサイドゲームとなったが、田中は立ち上がりから丁寧な投球を展開。2回は3者連続三振に抑えると、4回は先頭打者に初安打を許したものの、後続を再び3者連続三振に斬ってとった。
5回に先頭の6番コザートにソロ弾を許したが、6回を最小失点で乗り切りお役御免。打者22人に対し88球、2安打1失点の快投。今季最多の9三振を奪い、防御率を4.37へ良化させた。
ヤンキースは救援陣も安定した投球を見せ、敵地で大勝。田中は2戦連続の好投で2連勝とし、サイ・ヤング賞右腕のクルバー(インディアンス)、21日(同22日)のレッドソックス戦でノーヒットノーランを達成したマナイア(アスレチックス)らと並び、リーグトップタイとなる4勝目を手にした。
エンゼルスは本拠地で大敗し3連敗。前日に左足首を痛めた大谷は出番なし。田中とのメジャー初対戦はお預けとなった。