● 日本ハム 0 - 1 楽天 ○
<4回戦・札幌ドーム>
楽天先発の岸が、9回3安打10奪三振の快投。今季初完封でチームの連敗を「7」で止めた。
岸は2回、6番清宮にプロ初安打となる中堅フェンス直撃の二塁打を浴びるも、続く渡辺を見逃し三振に仕留め無失点。3回以降は危なげない投球を続け、快調にゼロを並べた。1-0の8回は安打と暴投などで二死三塁とされたが、清宮を落差のあるチェンジアップで空振り三振。8回には代打・鶴岡を空振り三振に仕留め、今季初の2ケタ奪三振に到達した。
9回は二死からピンチを招くも、最後は5番大田を中飛に退け今季初の完封。チームの窮地を救う好投で、今季2勝目(1敗)を手にした。
打線は初回、二死から3番銀次、4番ウィーラーの連続長打で先制。2回以降は日本ハム先発・上沢に封じられたが、“スミ1”リードを岸が守った。
日本ハムは上沢が7回4安打1失点と好投するも、打線の援護なく今季初黒星(2勝)。「6番・指名打者」で先発出場した清宮は、岸からプロ初安打を放ち「(打ったのは)ストレートです。うまく打てました。手ごたえは、まあまあでした。(プロ初打席は)いつも通り、平常心で打席に入ることができました」とコメント。その後は2打席連続三振に倒れ、デビュー戦は3打数1安打だった。