試合後のステージで観客を盛り上げた諸星和己さん [写真=萩原孝弘]

◆ 「実はチキン…」

 24日に横浜スタジアムで行われたDeNA-中日戦の試合前に、男性アイドルグループ『光GENJI』の元メンバー・諸星和己さんが始球式を行った。

 この日はハマスタを光で彩るスペシャルイベント『BLUE☆LIGHT SERIES 2018』の最終日で、諸星さんは2年連続となる横浜スタジアムでの“登板”。昨年は中日・京田陽太相手に死球をぶつけてしまうハプニングもあって、今年はリベンジに燃えるマウンドとなった。

 ところが、対戦相手に守護神の山崎康晃を指名するも、これはアレックス・ラミレス監督が「NG」。代わりにルーキーの神里和毅が打席に入る。捕手の柴田竜拓が出すサインを入念にチェックしてから投げ込まれた白球は、無情にも右バッターボックス方向へ大きく逸れてボール…。今年もストライクを取ることは叶わなかった。

 それでも、そこはアイドル。今日の日のために用意されたタオルやキャップ、Tシャツといった「カークングッズ」を身に着けたファンに向けて両手で大きく手を振り、満面の笑みでグラウンドを後にした。

 ピッチングを振り返り、「また当ててはいけないと、良心が出てしまった」と、まずは反省。「偉そうにしてるけど、実はチキン。未だにドキドキしている」と正直な気持ちを吐露しながらも、「なかなか立てない場所で投げることができて幸せ。楽しくできた」と最後はアイドルスマイル。「(自分の始球式が)キッカケとなって、また球場に足を運んでくれれば」とコメントした。

 さらにこの日は、試合後に行われた『BLUE☆LIGHT Celebration』にも参加。花火とペンライトで彩られたハマスタのステージで名曲「パラダイス銀河」を熱唱し、ファンを熱狂の渦に巻き込む。

 その後、一度はリリーフカーに乗り込んで退場しかけるも、ファンからの熱烈なアンコールに応えて再登場。代名詞でもあるローラースケートを身に着け、「STAR LIGHT」を披露。最後まで球場に残ったファンを盛り上げた。

 現在はニューヨーク在住ということでヤンキースファンのかーくんだが、出身地は静岡県。かつて草薙球場でキャンプを張っていた大洋に馴染みがあるそうで、ベイスターズにも縁を感じているのだと語る。

 「ベイスターズファンはホントに温かい。また来たい」。大きな☆が背中に入った特製のユニフォームを身につけ、ローラースケートを履いたまま喜びを語ったかーくん。果たして3年連続の登板、そして3度目の正直でのストライク投球なるか…。今から楽しみだ。

取材・文=萩原孝弘

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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