ロイヤルズ戦に先発登板するも4回1失点で降板した大谷翔平

◆ エンゼルスは5回に同点、大谷の黒星消滅

 エンゼルスの大谷翔平投手が現地時間6日(日本時間7日)、本拠地でのロイヤルズ戦に先発登板。4回まで1失点も、5回の投球前に右手中指のマメの影響で緊急降板した。

 中6日で今季9度目の先発マウンドに登った大谷。初回は安打と四球で一死一、二塁とされたが、4番ペレスをで投ゴロ併殺に仕留めピンチを脱した。2番は先頭の5番ソレアに左越え二塁打を許したが、ここも後続を退け無失点。3回は全体的にボールを低めに集め、この試合初の3者凡退に抑えた。

 制球が安定してきたと思われたが、4回は二死一塁の場面で、6番ゴードンに投じた2球目がすっぽ抜け。これが捕逸となり得点圏に走者を背負うと、ゴードンに5球目の直球を中前へ運ばれ先制点を許した。

 その後、2者連続四球で満塁となったが、9番アルモンテはスプリット攻めで空振り三振。4回は何とか最少失点で切り抜けた。1点ビハインドの5回も一度マウンドへ向かったが、投球練習を終えたところでソーシア監督らがマウンドに集結。大谷は指先を気にしながら言葉を交わしたあと、そのまま降板した。

 エンゼルスは5回から、2番手・ジョンソンにスイッチ。大谷は4回63球を投げ、4安打4奪三振3四球の内容で1失点。直後の5回に打線が1-1の同点に追いついたため、大谷の黒星は消滅した。

 その後、降板理由が「右手中指のマメ」であると球団から発表された。大谷は4月17日(同18日)のレッドソックス戦でも、右手中指にできたマメの影響で2回3失点で降板。患部の状態が心配される。

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