○ 日本ハム 7 － 5 ソフトバンク ●
＜16回戦・札幌ドーム＞

　日本ハムが接戦を制しソフトバンク戦7連勝。貯金を今季最多の12とし、ナイトゲームを行う首位・西武にプレッシャーをかけた。

　日本ハム2回、6番レアードの18号ソロで先制。5回には1番西川、4番中田がそれぞれ適時二塁打を放ち、4－0とリードを広げた。その後、投手陣が捕まり5－5の同点に追い付かれたが、8回は5番アルシアの二塁打、代打・鶴岡の右前打などで一死満塁とし、9番中島の二ゴロの間に決勝点。さらに、2番松本の中前適時打で貴重な7点目を加えた。

　先発の高梨は4点リードを守り切れず、7回4失点で降板。2番手・公文も失点したが、5－5の8回に好リリーフを見せた3番手・井口がプロ初勝利を手にした。

　9回は石川直が9セーブ目（1勝2敗）で締め、日本ハムはソフトバンク戦怒涛の7連勝。0.5差だった首位・西武に、この時点でゲーム差なしに迫った。

　ソフトバンクは、柳田が23号3ランを含む3安打4打点と孤軍奮闘するも、投手陣が踏ん張れず4連敗。通算41勝41敗となり、再び貯金が消滅した。