エンゼルス・大谷翔平

◆ 今季3度目の2番で好機演出&豪快弾

 エンゼルスの大谷翔平選手が現地時間25日(日本時間26日)、本拠地でのホワイトソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回に特大の9号2ランを放った。

 大谷の2番起用は、5月16日(同17日)のアストロズ戦以来、今季3度目。初回は一死無走者の場面で打席に入り、相手の先発右腕・シールズのチャンジアップにタイミングが合わず空振り三振に倒れた。

 それでも、続くトラウトが27号ソロを放ちエンゼルスが先制。2回には5番プホルスが通算631本塁打目(歴代単独6位)となる17号ソロを放ち2-0とした。

 大谷は3回、二死無走者の場面で2度目の打席に入り、前の打席で苦戦したチェンジアップを見極め四球で歩いた。続くトラウトの左翼線二塁打で三塁へ進塁。大谷、トラウトのコンビで二死二、三塁の好機を作ったが、4番アップトンは見逃し三振に倒れ、直後の4回表に2-2の同点に追い付かれた。

 5回は先頭の9番フレッチャーが出塁したあと、1番カルフーンが右翼線への適時二塁打を放ち3-2と勝ち越した。なおも無死二塁の好機で大谷の3打席目。初球の内角球を力強く降り抜いた打球は、右中間席中段に着弾。大谷の本塁打は、8号ソロを放った23日(同24日)のホワイトソックス戦以来、今季9本目となった。

もっと読む