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パ・リーグの灯は消さない! 猛追する王者ソフトバンク

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ソフトバンクの松田

日本ハムとの2位攻防戦に先勝!


 8月も半ばを過ぎ、両リーグともに順位争いが激しさを増している。そのなかでも、パ・リーグの2位を巡る戦いが熱くなりそうだ。現時点で2位の日本ハムは、前週に行われた西武との首位攻防戦を1勝2敗で負け越し、残り35試合でゲーム差は「6.5」に拡大した。

 その日本ハムにとって脅威となりそうなのが、昨年の王者であるソフトバンクの猛追だ。8月に入る前には借金があったものの、ここ4カード連続で勝ち越しを決めると日本ハムとの2位攻防3連戦に先勝。54勝49敗1分と約2カ月ぶりに貯金を「5」まで増やし、混戦模様だった3位争いから抜け出しつつある。

 これで日本ハムまで1.5ゲーム差。4位のロッテとは3.5ゲーム差となっており、気がつけば2位も射程圏内。しかし、ここにきて主砲のデスパイネ、精神的支柱でもある内川聖一が相次いで登録抹消となり、3位死守と2位奪取へ向けて正念場となりそうだ。


グラシアル、長谷川らが穴を埋める


 そのデスパイネの離脱に伴い一軍に昇格してきたのが、ユリスベル・グラシアルだ。キューバから派遣されているグラシアルは、5月までに12試合に出場し打率3割をマークしていたが、試合中に薬指を骨折し戦線離脱。その後リハビリを経て、ファームでも8月10日復帰したばかりだった。

 それから1週間後の8月17日にデスパイネと入れ替わりで一軍登録されると、いきなり猛打賞をマーク。翌日の試合では無安打だったものの、8月19日の試合ではマルチ安打を記録する。さらには、8月21日の日本ハム戦で第1号2点本塁打を放ち、見事にデスパイネの穴を埋めている。ファームでは21試合で7本塁打を放っており、これからさらなる本塁打の量産も期待できそうだ。デスパイネに代わる長距離砲として重役を担いたい。

 好調なのはグラシアルだけではない。ベテランの長谷川勇也も久々のスタメンとなった8月15日の試合で2本塁打を記録。また、チームリーダーの松田宣浩も8月に入り絶好調だ。7月終了時点で打率.228と結果を残せていなかったが、8月は打率.466、5本塁打、15打点の活躍でチームを引っ張っている。投手陣も昨季の最多勝投手・東浜巨が復調し、ミランダや大竹耕太郎が台頭するなど、充実し始めた。

 主力に故障者が出ても代わりの選手が穴を埋め、大幅に戦力を落とさないのはさすがといったところか。大方の予想に反して3位に甘んじているソフトバンクだが、なかなか整わなかった先発陣が揃いはじめ、新外国人選手やベテランたちも奮闘している。21日の試合で途中交代した柳田や上林の状態は気になるところだが、目の前に迫ってきた2位の座、さらには優勝を勝ち取ることはできるだろうか。

 今週は2位・日本ハム、首位・西武と続く「勝負の6連戦」。その初戦を18安打10得点の快勝劇で飾る上々の滑り出しを見せた。勝ち方を知る鷹が一気に上昇気流をつかむのか!? 残り2カ月となったペナントレース終盤に「王者の意地」を見せ、パ・リーグを盛り上げてくれることに期待したい。


▼ 今週の試合日程・結果
21日(火)☆ 10-5 日本ハム(静岡)
22日(水)? vs.日本ハム(東京D)
23日(木)? vs.日本ハム(東京D)
24日(金)? vs.西武(ヤフオクD)
25日(土)? vs.西武(ヤフオクD)
26日(日)? vs.西武(ヤフオクD)


▼ パ・リーグのCSクリンチ
西  武  :19(残36試合)
日本ハム  :25(残35試合)
ソフトバンク:29(残39試合)
ロッテ   :32(残38試合)
オリックス :31(残32試合)
楽  天  :34(残34試合)
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