◆ 詰まったと思われた打球が右中間フェンス越え
エンゼルスの大谷翔平選手が現地時間7日(日本時間8日)、敵地でのホワイトソックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に19号3ランを放ち、日本人選手の1年目本塁打記録を塗り替えた。
ホワイトソックスの先発は左腕のロドン。2回の第1打席は無死一塁の場面で三ゴロに倒れたが、1-1の3回は一死一、二塁の好機で打席に入り、2ボールからの3球目を強振した。
高々と舞い上がった打球はやや詰まり気味にも見えたが、風にも乗り右中間後方へ。フェンス際で中堅手・エンゲルがグラブを差し出したが、打球はグラブとともにフェンスオーバーした。
エンゼルスは大谷の一発で4-1と逆転。日本人選手のメジャー1年目での19本塁打は、2006年のマリナーズ・城島健司の18本を抜き歴代最多。大谷はこれで、4日(同5日)のレンジャーズ戦から3試合連発、計4本塁打の量産体制に入った。