ホワイトソックス戦の3回に19号3ランを放つエンゼルスの大谷

● ホワイトソックス 2 - 5 エンゼルス ○
<現地時間9月7日 ギャランティード・レート・フィールド>

 エンゼルスの大谷翔平選手が7日(日本時間8日)、敵地でのホワイトソックス戦に「5番・指名打者」で先発出場。3回の第2打席に決勝点となる19号3ランを放ち、日本人選手のメジャー1年目本塁打記録を塗り替えた。

 ホワイトソックスの先発は左腕のロドン。2回の第1打席は三ゴロに打ち取られたが、3回は4番アップトンの左犠飛で1-1の同点に追いついたあと、なおも一死一、二塁の好機で打席に入った。

 2ボールからの内角球を力強く振り抜くと、打球は高々と舞い上がり右中間方向へ。相手中堅手・エンゲルがフェンス際で好捕したかに見えたが、打球はグラブとともにフェンスオーバーした。

 大谷の一発でエンゼルスは4-1と逆転。日本人選手のメジャー1年目での19本塁打は、2006年のマリナーズ・城島健司の18本を抜き歴代最多。大谷はこれで、4日(同5日)のレンジャーズ戦から3試合連発、計4本塁打となった。

 5回の第3打席は、中継ぎ右腕・コビーと対戦し四球で出塁。7回も先頭打者として4度目の打席に入り、左腕・バマーの前に空振り三振に倒れた。5-2で迎えた9回も先頭打者。右腕のゴメスに見逃し三振に仕留められた。

 この日は4打数1安打1四球の成績で打率は.287。それでも、唯一の安打が貴重な勝ち越し3ランとなり、1試合2本塁打をマークした5日(6日)のレンジャーズ戦に続き、2試合連続で3打点を記録した。

 エンゼルスは2点リードの7回、6番シモンズに11号ソロが飛び出し貴重な5点目。先発のペーニャは7回2失点と好投し、今季2勝目(4敗)を挙げた。

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