エンゼルスの大谷翔平(左)とマイク・トラウト

● ホワイトソックス 3 - 12 エンゼルス ○
<現地時間9月8日 ギャランティード・レート・フィールド>

 エンゼルスの大谷翔平選手が8日(日本時間9日)、敵地でのホワイトソックス戦に「4番・指名打者」で先発出場。9回の第5打席に走者一掃の3点適時三塁打を放つなど、2安打1盗塁3打点の活躍でチームの大勝に貢献した。

 最近3戦4発と絶好調の打者・大谷。初回は3番トラウトの先制2ラン直後に打席に入り、相手の先発右腕・シールズから、“大谷シフト”を痛烈に突破する右前打を放った。続くアップトンの打席で、今季8盗塁目となる二盗に成功。そのアップトンが右前適時打を放ち、大谷は3点目のホームを踏んだ。

 3回も直前にトラウトが33号3ランを放ち、無死無走者の場面で打席へ。ここはシールズのボールをじっくりと見極め、四球で一塁へ歩いた。5回の第3打席はワンポイント左腕・バマーと対戦し、バットを折られ遊ゴロ。7回の第4打席も直前に左腕のフレアを投入され、ここも左飛に打ち取られた。

 それでも6-3で迎えた9回、無死満塁の好機で5度目の打席に入り、左腕のフライから一塁線突破の3点適時三塁打を放った。その後、暴投で10点目となるホームイン。しかし、このプレーで相手投手のビエイラと本塁上で交錯し、大谷は足を引きずりながらベンチへ下がった。

 大谷は4打数2安打1四球の成績で打率は.290へアップ。4戦連発とはならなかったものの、1試合2本塁打をマークした5日(同6日)のレンジャーズ戦から3試合連続で3打点を記録した。

 この日の主役は3番のトラウト。初回の32号先制2ランに続き、3回には33号3ランをマーク。第3打席以降も中前打、右前打、右前打と快音を連発し、今季2度目の5打数5安打を記録。計5打点の大爆発でチームを3連勝へ導いた。

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ベースボールキング編集部

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