◆ 野球人口を増やすヒントが盛りだくさん?!
部員不足に悩む少年野球チーム、中学校野球部の関係者に朗報だ。西武ライオンズが、埼玉県・川口市野球連盟などと協力し、“子どもたちが野球を始め、続けることができる環境”を考えるセミナー「川口市 baseball サミット」を1月26日(土)に開催をする。
全国の野球競技者人口は2010年からの7年間で中学生が約10万6000人、小学生が約5万8000人減っており、球団はこの現状を懸念。野球の楽しさを伝えるべく、野球を体験したことのない児童・幼児に対する“野球型のレクリエーション”や継続した“野球振興活動”などを実施している。同じく、野球競技者人口の減少に歯止めをかけたい川口市野球連盟の思惑が一致して実施の決定に至った。
セミナーでは、野球競技者人口に対して独自のアクションを取っている“4人の伝道師”を招へいし、成功事例を共有する。その中でも、川口市立東中学校の野球部顧問を務める武田尚大氏は、各校が野球部員不足で悩むなか、3年間で市内の野球部員を約30人増やすことに成功。武田氏は率先して「坊主禁止」「父母会のお茶当番の廃止」をうたい、市内の野球部顧問に共有した結果、全国でも異例と言える野球競技者人口増に繋がった。また2018年度の新入部員の中で野球未経験者は40人を数え、川口市の中では野球がより「始めやすいスポーツ」になっている。
セミナー当日は、子どもの心を掴み、野球を好きになってもらい、継続できる仕組みを解説。部員不足に悩む指導者や関係者にとっては、そのノウハウを吸収できる絶好のチャンスとなる。
また、川口市内の別会場では、埼玉西武ライオンズOBなどによる、幼児、小学生向けに野球の魅力を体験形式で伝える「埼玉 baseball フェスタ in 川口」も開催予定です。
「川口市 baseball サミット」の概要と申し込み方法、「埼玉 baseball フェスタ in 川口」の実施概要は以下のとおり。
▼ 「川口市Baseball サミット」概要
・主 催:(株)西武ライオンズ
・協 力:川口市野球連盟、川口市少年野球連盟、川口市中体連野球専門部会
・日 時:1月26日(土)14:00~16:30(13:30~受付開始予定)
・会 場:SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ホール 〒333-0844 埼玉県川口市上青木3-12-63 ※駐車場有
・対 象:少年野球指導者・保護者、中学野球指導者・保護者など
・定 員:200名(事前申込制、先着順で定員になり次第締め切り)
・参加費:無料
・講 師:以下4名(※内容は予定であり事前の告知なしに変更する可能性もあり)
【1】武田尚大氏(川口市立東中学校教諭)
<川口市野球部員増員施策の実績について(仮)>
【2】加古潤二氏(横浜金沢Vルークス代表)
<人が集まる少年野球クラブの仕組みづくり(仮)>
【3】広尾晃氏(スポーツライター「野球崩壊 深刻化する「野球離れ」を食い止めろ! 」著者)
<深刻化する野球離れを食い止めるために(仮)>
【4】まんがMAJORで考証 少年野球チーム診断 編集室
<2年たらずで選手数を倍増させた、ある少年野球チームの施策例と現状(仮)>
・申し込み方法:下記URLより申し込みページへ進んで頂き、お申込ください。
申し込みフォームURL:https://saitamaseibu.com/form/node/943
・注意事項:イベントの開催風景の写真などは、各チームの広報誌、ホームページ、新聞掲載などで使用させていただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・問合せ先:TEL:0570-01-1950(平日9:00-17:00)
▼ 「埼玉 baseball フェスタ in 川口」実施概要
・会 場:川口市営球場(〒332-0035 埼玉県川口市西青木4-8-1 青木町公園内)
※駐車場なし
・対 象:幼児から小学6年生までの子ども
※野球未経験者向けの内容
・実施内容:
【A】埼玉アストライア、埼玉西武ライオンズによる初めての野球体験教室
・講 師:埼玉西武ライオンズOB(星野智樹氏 宮田和希氏)
・内 容:軟らかいボールを投げる、捕る、打つ、を中心としたレクリエーション
・定 員:80名(各回、先着順)
・時 間:第一部:10:30~11:30 第二部:11:45~12:45
・参加費:無料
【B】野球体験エリア ※参加自由
・内容:ストライクアウト、ホームランチャレンジ、スピードガン計測、
サークルベースボール(試合形式)、幼児向け運動プログラム、など。
・開催時間:10:00~14:00
・参加費:無料