◆ 侍経験者の笠原、田島らから快音連発!
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭高)が14日、中日との練習試合で対外試合初安打を含む3安打2打点をマークした。
「1番・中堅」でスタメン出場した藤原。これまでの実戦では17打席無安打と苦しみ、この試合の第1打席も中日先発・笠原の前に空振り三振に倒れた。それでも再び先頭で迎えた3回、1ボールからの2球目を思い切り叩くと、打球は鮮やかに一、二塁間を突破。これが実戦19打席目にして待望の“初安打”となった。
続く4回の第3打席も、二死一、二塁の好機で、2番手・石川翔から今度は“初打点”となる中前適時打をマーク。第4打席は3番手・佐藤の前に空振り三振に倒れたものの、8回は再び二死二塁の好機で打席に入り、4番手・田島から右翼線へ運ぶ適時二塁打を放った。
「1本目はうれしかったし、ホッとしました。(これまでは)思ったような打撃ができず苦しかった」と、試合後に安堵の表情を浮かべたドラ1。特に田島から打った適時二塁打については、「真っ直ぐを待っていた中で変化球(スライダー)にしっかり対応できた。自信になりました」と手応えを口にした。
井口監督は藤原について、「タイムリー2本を含め、いいヒットだった。(結果が出ていなくても)心配してなかったし、自分の形でスイングできていた」と、5打数3安打2打点を記録したドラ1を称えた。