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再び注目を浴びる巨人の「8」

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新加入の丸と笑顔でグータッチする原辰徳監督 (C) KYODO NEWS IMAGES

「一番輝いている8番」


 オフの大型補強が注目を集めた新生・巨人。なかでも補強の目玉と言えば、2年連続でセ・リーグMVPに輝いている丸佳浩だろう。

 広島の3連覇に貢献してきた不動のレギュラーであり、昨季は自己最多となる39本の本塁打をマーク。出塁率は驚異の.468を誇ったリーグ屈指の強打者の加入を力に、5年ぶりのリーグ制覇をめざす。

 その丸が新天地で背負うことになったのが「8」の背番号。巨人では今季から監督に復帰した原辰徳氏が現役時代に背負っていた番号としてお馴染みだが、新指揮官もキャンプで躍動する丸を見て「今までの中で一番輝いている8番じゃないですか。少なくとも私がつけているよりは」と絶賛。新たな「8」の後継者に大きな期待を寄せている。


3代連続で移籍選手が背負う


 昨季の巨人で「8」を背負った選手はいなかった。丸の前任は2014年から2017年までプレーした片岡治大。こちらもFAで移籍してきた選手である。

 移籍1年目の2014年は126試合に出場してチームトップの24盗塁をマークする活躍を見せたが、以降は故障や不振に苦しんで出番が減少。2017年は一軍での出場がないまま現役を引退した。

 その片岡の前任が谷佳知。こちらは2006年のオフにトレードで巨人に加入。同じタイミングでトレードで移籍することになったに仁志敏久から受け継ぐ形で「8」を背負うことになった。

 こちらも移籍1年目は141試合に出場して打率.318を記録するなど活躍。3年目も規定こそ届かなかったが101試合の出場で打率.331と奮闘を見せていたが、長野久義が入団した2010年以降は徐々に出場機会が減少。右の代打の切り札として存在感は見せたが、2013年オフに戦力外通告を受けてオリックスに復帰している。


原監督の成績は…?


 それでは、現監督である原辰徳氏は現役時代にどんな成績を残していたのか。こちらも振り返っておこう。

▼ 原辰徳・年度別成績
1981年:125試 率.268(470-126) 本22 点67
1982年:130試 率.275(494-136) 本33 点92
1983年:130試 率.302(500-151) 本32 点103
1984年:130試 率.278(468-130) 本27 点81
1985年:124試 率.283(441-125) 本34 点94
1986年:113試 率.283(406-115) 本36 点80
1987年:123試 率.307(433-133) 本34 点95
1988年:126試 率.300(467-140) 本31 点81
1989年:114試 率.261(395-103) 本25 点74
1990年:103試 率.303(366-111) 本20 点68
1991年:127試 率.268(455-122) 本29 点86
1992年:117試 率.272(437-119) 本28 点77
1993年:98試 率.229(336-77) 本11 点44
1994年:67試 率.290(200-58) 本14 点36
1995年:70試 率.201(144-29) 本6 点15
[通算] 1697試 率.279(6012-1675) 本382 点1093


 タイトルは1983年の打点王の1回のみだったが、入団から12年連続で20本塁打以上をマークして巨人打線を牽引。いわゆる“ON時代”の後の主砲としてチームを支えた。

 大物の加入で再び脚光を浴びる巨人の「8」――。丸はその重圧をはねのけて活躍を見せることができるだろうか。


巨人・背番号「8」の変遷

水原 茂(1935)
白石敏男(1936〜1943)
三好 主(1946)
田中資昭(1947〜1949)
平井正明(1951、1952~1957)※1953年以降の登録名は「平井三郎」
藤本 伸(1958〜1961)
坂崎一彦(1962〜1964)
吉田勝豊(1965〜1967)
高田 繁(1968〜1980)
原 辰徳(1981〜1995)
仁志敏久(1996〜2006)
谷 佳知(2007〜2013)
片岡治大(2014〜2017)
丸 佳浩(2019〜)

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