セ・リーグ勢は初の月間MVP
プロ野球セ・パ両リーグは11日、5月度の「大樹生命月間MVP賞」受賞選手を発表した。
パ・リーグはソフトバンクの千賀滉大投手と西武の秋山翔吾選手が受賞。千賀は昨年8月度以来2度目の受賞、秋山は2017年の7月度以来となる4度目の受賞となった。
一方のセ・リーグは、DeNAの今永昇太投手と、中日の高橋周平選手が揃って“初”受賞。苦しいチーム状況の中で気を吐いた。
【パ・投手】千賀 滉大(ソフトバンク)☆2度目
【パ・打者】秋山 翔吾(西武) ☆4度目
【セ・投手】今永 昇太(DeNA) ☆初受賞
【セ・打者】高橋 周平(中日) ☆初受賞
パ・リーグ
▼ 投手部門
千賀滉大(ソフトバンク)
<成績>
5試合(36回) 3勝1敗 防1.75 43奪三振
☆2018年8月度以来、通算2度目の受賞。
☆リーグ最多タイの3勝、リーグトップの勝率(.750)、投球回(36回)、奪三振数(43個)をマーク。
☆5試合中4試合は7回以上を投げて試合を作り、残りの1試合も6回2失点。チームの連敗ストッパーにもなった。
▼ 打者部門
秋山翔吾(西武)
<成績>
25試合 打率.402 41安打
9本塁打 13打点 4盗塁
☆2017年7月度以来、通算4度目の受賞。
☆打率と安打数に加えて、得点数(26)と塁打数(74)でもリーグトップの成績を残し、リードオフマンとして活躍。
☆猛打賞5回、マルチ安打12回とヒットを量産しつつ、長打率もリーグ2位の「.725」を記録した。
セ・リーグ
▼ 投手部門
今永昇太(DeNA)
<成績>
5試合(35.1回) 4勝1敗 防1.78 36奪三振
☆プロ4年目で初受賞。
☆リーグ最多タイの4勝、防御率はリーグ2位だった。
☆全試合でQS(クオリティスタート)を記録し、先発の役割を果たした。
▼ 打者部門
高橋周平(中日)
<成績>
24試合 打率.417 40安打
3本塁打 29打点 1盗塁
☆プロ8年目で初受賞。
☆打率と得点圏打率(.485)に加え、安打数と13二塁打もリーグトップの数字。
☆3試合連続を含めた8度の猛打賞と、キャプテンとしてバットでチームをけん引した。