DeNA・今永 (C)Kyodo News

● ソフトバンク 4 - 5 DeNA ○
<1回戦・ヤフオクドーム>

 DeNAの今永昇太は14日、敵地で行われたソフトバンク戦に先発登板。パ・リーグ屈指の好投手である千賀滉大との投げ合いを制し、ハーラートップタイとなる7勝目(3敗)を挙げた。

 ともに1993年生まれ(※千賀は早生まれのため学年は1つ上)で、5月は月間MVPに輝く大活躍を見せたという2人。試合前時点の防御率は1点台で、奪三振もリーグトップの数字と、まさに今季の両リーグを代表する投手による注目のマッチアップとなった。

 戦前の見立て通り、序盤は静かな立ち上がり。千賀が150キロ台後半の速球を軸にDeNA打線を封じ込めていくと、今永も負けじと4回まで完全投球。千賀は3回に柴田竜拓に今季1号を許して失点を喫したが、今永も5回二死から松田宣浩に浴びたこの日初安打が本塁打となり、1-1の同点で5回を終える。

 後半も意地の張り合い、我慢のし合いと思いきや、6回から試合は大きく動く。千賀は連打と死球でピンチを招くと、そこから三振でアウトをひとつ奪ったものの、2打席連続で三振に斬っていたネフタリ・ソトに痛恨の被弾。満塁本塁打で一瞬にして4点を奪われてしまう。

 ただし、今永もその裏、先頭の甲斐拓也に反撃の一発を浴びると、7回にはまたも二死から松田に2打席連発となる一発を許して3失点。イニングの途中でリリーフ陣に後を託した。

 以降は三嶋一輝からエドウィン・エスコバー、スペンサー・パットンとつないでリードを死守。1点差の9回は守護神の山崎康晃が得点圏に走者を置きながらもなんとかしのぎ、5-4で逃げ切った。

 先発の今永は6回2/3を投げて被安打4、うち3本が本塁打と一発に苦しんだものの、無四球で9奪三振の3失点。地元・福岡でのうれしい一勝は、チームにとっても長らく“鬼門”となっていた球場での久々の勝利。2016年から始まったヤフオクドームでの連敗(日本シリーズも含む)は「9」で止まった。

 お立ち台で「同じ相手に同じ場所で何度も負けなくて良かった」と喜びを口にすると、レフトスタンドに詰めかけたベイスターズファンも歓喜。エースの意地の勝利で、ついに“鬼門”克服となるか…。あすからの戦いにも期待が持てる、カード初戦の大きな一勝となった。

文=萩原孝弘

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