● ヤクルト 2 － 6 巨人 ○
＜10回戦・秋田＞

　巨人の山口俊が、ヤクルト打線を7回3安打無失点に抑え、8勝目を挙げた。これで山口は今季2度目の月間4勝となった。

　山口は初回に2番・山崎晃大朗にレフト前に運ばれたが、それ以降は6回二死まで1本も安打を許さないピッチング。6回二死走者なしから雄平の内野安打で初回以来の安打を許したが、4番・村上宗隆を右飛に仕留めた。続く7回も走者を出しながらも無失点に抑え、このイニングを終えたところで降板。この日は7回を3安打、6奪三振、2四死球、無失点だった。

　29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト－巨人戦』で解説を務めた若松勉氏は山口について「いいですよね。以前は力んで放っていたんですけど、今は力を抜いて、肘の使い方もうまい」と話し、「今年は力みがなく淡々と投げていくので、球種が絞りにくい。ここ2年ぐらいはコントロール重視のような投球をしていますよね」と分析した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）