今年もソフトバンクとサガン鳥栖がタッグ
ソフトバンクは2日、サッカーJリーグのサガン鳥栖と協力し、より多くの子どもたちに、スポーツの持つ楽しさ、面白さ、感動を味わってもらうための企画『スポーツキッズプロジェクト』を、昨年に引き続き実施することを発表した。同プロジェクトは今年で6年目を迎える。
ヤフオクドームで行われた記者会見には、ソフトバンクの内川聖一選手と、鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス選手が出席。この企画に関して、内川は「夢が多様化している世の中で、野球に触れる、サッカーに触れる、そんな入口として、子どもたちがスポーツに興味を持てるようなイベントにしたい。子どもたちが僕たちをみて、その競技をやりたいと思ってもらえるようなプレーをしたい」と意気込みを語った。
また、トーレスも「子どもたちにとって、目標となる人間、夢となるアイドルを持つというのは素晴らしいこと。スポーツは、健康面に関しても、集団での行動を身につけるという意味でも好ましい」とコメント。また、自身が始球式を行うことで「今度サッカーを観に行こうかなとか、そういう気持ちになってもらえれば」とも語り、競技の垣根を越えて、お互いのファンがそれぞれのスポーツに触れるキッカケとなることに期待を寄せた。
会見後、同日の楽天戦で始球式も務めたトーレスは、マウンド上で四方のスタンドに向かって会釈をする日本式の挨拶を披露。さらにクイックモーションで楽天・茂木の背中側を抜く力強いボールを投げ、スタンドを沸かせた。