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101回目の夏を彩る注目選手たち:松浦佑星(富島)

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選抜の星稜戦で打球を好捕する富島の遊撃手松浦=甲子園

スピードスター


 “令和最初”の夏の甲子園、『第101回全国高等学校野球選手権大会』が8月6日に開幕。今大会注目の選手たちをピックアップする『101回目の夏を彩る注目選手たち』で今回取り上げるのは、大会3日目となる8月8日の第4試合に登場する、富島不動の“リードオフマン”松浦佑星選手だ。

▼ 松浦佑星(富島/宮崎)
3年 遊撃手 172cm・68kg 右投左打

 抜群のスピードが持ち味の九州屈指のショート。1年秋からチームの中心となり、昨年春の選抜にも「1番・遊撃手」で出場。チームは初戦で星稜相手に大敗を喫したものの、松浦自身は奥川恭伸からもヒットを放つなど、5打数2安打1打点と存在感を示した。

 ちなみに、この試合で松浦が記録した一塁到達タイム3.98秒は、筆者が測定した、この年の選抜に出場した選手の中で3番目に速いタイムだった。

 今年の4月には右足の小指を骨折して苦しんだが、夏には復帰。宮崎大会でもチームトップの11安打、6四球、3盗塁をマークしてトップバッターとしての役割を見事に果たして見せた。

 小柄だが決して当て逃げするようなスイングではなく、強く振り切れるのも特長。昨年と比べて下半身の強さが増し、宮崎大会の決勝でも、広いサンマリンスタジアムのライトスタンドに叩き込むなど長打力もアップした。

 ショートの守備も一歩目の出足が良く、守備範囲の広さは一級品。昨年春の選抜では痛いエラーも記録したが、この1年間で堅実さにも磨きをかけて宮崎大会5試合ではノーエラーと安定した守備を見せている。

 1回戦の相手は甲子園常連校の敦賀気比。春夏通じての甲子園初勝利に向けて、チームに勢いをつけるようなプレーを見せてもらいたい。

▼ 地方大会の成績
5試合 打率.647(17-11)1本 7打点 3盗塁

▼ 第3日・8月8日(木)
第4試合:敦賀気比(福井)- 富島(宮崎)<15:30>


文=西尾典文(にしお・のりふみ)
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