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「エンジョイライフ!好きなことをやっている」と語る川崎憲次郎さんの“第二の人生”とは…

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川崎憲次郎さん [写真=兼子愼一郎]

沢村賞右腕の今


 かつてヤクルトのエースとして活躍を見せ、2004年に中日で現役を引退した川崎憲次郎さん。ユニフォームを脱いだ後は野球解説者としての活動を経て、2013年から2年間に渡りロッテで投手コーチ(ブルペン担当)を担当。再び現場を離れるも、昨年は四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズで投手コーチを務めるなど、独立リーグでの指導も経験した。

 現在は再びグラウンドから離れ、野球中継の解説や講演会・イベントへの出演などを精力的に行うかたわら、地元・大分県のケーブルテレビで釣り番組『川崎漁業組合』にも出演中。CS放送「GAORA SPORTS」でも放映中のため、野球ファンのなかには目にしたことがあるという方もいるかもしれない。

 今回は、川崎憲次郎さんに引退後のキャリアに注目。現在の主な活動についてお話を伺いながら、今後の野望についても聞いてみた。


▼ 投手に付きまとう“故障”という問題
不屈のエース・川崎憲次郎さんはいかにして困難を乗り越えたのか【前編】
不屈のエース・川崎憲次郎さんはいかにして困難を乗り越えたのか【後編】

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取材=尾崎直也
撮影=兼子愼一郎
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東京と大分で「半々」の生活


―― 様々な活動をしている最近の川崎さんですが、ズバリ「いま何をしているか」を聞かれたら何と答えますか?

う~ん、何だろう。……満喫している(笑)
今は本当に自由に、好きなことをやっている。
エンジョイライフですね。



―― たしかに、釣り番組は特にエンジョイされている感じが伝わってきます。

あれは本当に楽しい(笑)そりゃそうだよね。

もちろん、野球もね。解説の仕事も自分の好きなこと。
今は東京と大分が半々くらいになっていて、
二重生活みたいになっている状態というか。
都会と田舎のちがった暮らしを月のうち半分ずつくらいできているので、
めちゃめちゃたのしいですよ。



―― 個人的にも、最近は釣りをしている姿を見る方が多かったです(笑)

そもそもあれは大分のケーブルテレビの番組で、
多くの人に見られるものではなかったんだけど、
それをGAORAさんが買ってくれることになって。
自分でも、突然テレビで流れてきてビックリすることがあるもんね。
飲み屋とかで、野球が流れていたのがいつの間にか終わっていて、
気づいたら「あれ、俺出てるじゃん」みたいなこともある(笑)


だから、野球ファンの人こそよく見かけるのかな、とも思う。
選手や監督・コーチだったり、その周りのスタッフとかからも言われるもんね。
「僕も釣り好きなんですよ」とか、「連れていってくださいよ」とか。
売り込みしてくれるのは嬉しいけど、全然出てもらって構わないけど、
お金はそんなに出せないからね?地方局だからね?って毎回言ってる(笑)
今ではそれぐらい認知されていて、それは本当に嬉しいこと。
とにかく、地元・大分を盛り上げられたらな、と。






―― 地元への恩返し、的な意味合いが強いんですね。

もちろん、釣りが好きなことは間違いないんだけど、
釣りだけしに帰っているわけでもないんですよ(笑)
自分が田舎に帰る口実と言うか、
何か仕事があって田舎に帰れば親孝行もできるじゃないですか。
その“仕事”がたまたま好きな釣りだった、という感じ。


もう高校を出てからずっと東京、ちょっと名古屋という生活のなかで、
やっぱり地元・大分を知られてないというのが悔しくて。
最初はびっくりしていたんだけど、「大分って四国だっけ?」とか言われたりする(笑)
それも珍しくなくて、あとは別府とか湯布院とかいえば「あー!」って言われたりね。
“大分県”なのに、「大分」って言うよりも「別府」「湯布院」って言った方がイメージされる。
それって、どうなのよと。
当然、うちの方にも良いものはたくさんあるし、もっと知ってもらいたい。
そのためにできることがあるなら、どんどんやっていきたいと思ってる。



言ったら「地方創生」ってやつね。
田舎を活性化させようよ、という部分にも興味がある。
自分の場合は高卒で地元を出ちゃったから、実は知らない部分もまだまだあって。
特に美味しい飲み屋とか聞かれても、自分が高校生までしかいなかったから教えてあげられなかったり。
だから今、地元に帰って歩いてみて、知らなかった良いところを発見したい。
もっと良い部分も知っていきたい、という気持ちは強いかな。


あまり考えたことはないかもしれないけど、
田舎には過疎化という避けられない問題も実際にあって。
うちの地元もどんどん人が減っていっている。
街が潰れる可能性もあるなかで、何かできないものかなぁと。
人口の減少は止められなくても、
どうにか活性化させることはできないかな、と。
そんな活動もね。帰ったら仕事だけじゃなく、そういうこともしていたり。
だから、“釣り”で帰ってはいるけど、
“釣り”だけじゃないんだよ、というのも言っておきたいかな(笑)



―― では、今後の野望としては、やはり「地元のために」という?

まぁ野望というのか…そうですね。
夢としては、やっぱり“地元の活性化”ですかね。
いままで応援してもらった分、地元に何か返していけたらと。
そんなに大それたことはできないけど、
それがなにかのキッカケになってくれれば、という想いでやっていきます。



ミュージックビデオへの出演も…!?


おとぼとる『ReSTART』


―― 多岐にわたる活動の中で、おとぼとるさんのミュージックビデオへの出演というのもありました。

メンバーのリュウジくん(田中龍志)と前から少し関係があって。
連絡をもらって、タイミングも合ったのでまぁやってみようかなと。



―― 変な質問ですが、“演技”に関してははじめてですよね…?

まぁ演技と言ってもずっとセリフがあるわけでもないしね。
事前にどんなものかを聞いていて、やることも決まっていたから。
いろいろやらせてもらったけど、合計で6時間くらいかな?
それだけ録って完成品は4分とかになるんですよ。
スゴイ世界だな、と思いつつ、良い経験だったなぁと。
ミュージックビデオに出られるなんてなかなかないことだし、
それも自分が応援してくれる人たちの作品に出れたのは嬉しい。
もう少しでも役に立てれば、と。



―― 「ここを見てほしい!」というポイントがありましたら教えてください。

主人公の生徒役、選手役の子がものすごい良い演技をしていて、
良い表情をしているので必見です。
約4分という短い時間の中にもドラマが詰まっているので、
その辺を注目して見ていただけたらな、と。



―― おとぼとるさんにも川崎さんの評価とか聞いてみたいですね(笑)

一緒にイベントとかやりたいね、とは言ったりもするので、
そこらへんも乞うご期待、ということで(笑)


翔くん(下松翔)なんかはもともとバリバリの高校球児だし、
おとぼとるとしても高校野球のテーマソングを歌っていたりもするから、
野球を絡めていろいろできたら最高じゃないですかね。



―― うちのサイトでも最近YouTubeの番組とかやっているので、是非ともうちでお願いしたいです!!

じゃあ歌いましょうか?(笑)
なにかできることがあれば、こちらこそよろしくお願いします。




▼ おとぼとる・プロフィール
EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION4にて、3万人中15人のファイナリストに選出され、
他アーティストへの楽曲提供も手がける本格派シンガーソングライター田中龍志と、
恋んトス1stシーズンレギュラーでもあり、
いつでも明るく元気で人の心を惹きつける下松翔からなるボーカルグループ。
群馬テレビ"2019高校野球中継"、"高校野球ハイライト"の主題歌も担当。

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