台北市で記者会見し、手をつなぐ楽天の代表者(左側の2人)、台湾プロ野球の呉志揚コミッショナー(右から2人目)、ラミゴの劉玠延社長(右端)=19日(共同)

 楽天株式会社(以下「楽天」)は19日、台湾のプロ野球チーム「ラミゴ モンキーズ」の運営会社であるLamigo Monkeys Co.(以下、Lamigo社)の楽天への全株式の譲渡に向けた基本合意書を締結したことを発表。楽天は今回の株式取得により、2020年シーズンから台湾プロ野球リーグ(CPBL)に参入する予定だ。

 「ラミゴ モンキーズ」は、2017年と2018年に連覇を果たすなどリーグ年間優勝を6度達成し、経営面においても、2014年より5年連続で台湾球界最多の観客動員数を記録するなど、人気・実力面で台湾プロ野球界を代表する人気球団。「ラミゴ モンキーズ」および台湾プロ野球のさらなる発展を目的に、日本での球団運営などの知見を持つ楽天に全株式を譲渡する。

 楽天は日本のプロ野球界において、2005年シーズンより「東北楽天ゴールデンイーグルス」を運営しており、台湾プロ野球への参入においても「東北楽天ゴールデンイーグルス」をはじめとする様々なスポーツ領域での取り組みを通じて培ったノウハウを生かすことで、球団のみならず台湾プロ野球および地域の活性化などへの貢献を目指していく。

 また楽天は、台湾においてEコマース事業、クレジットカード事業、電子書籍事業、C2C事業等を展開しており、独自の「楽天エコシステム」を形成。2020年中の銀行サービスの開始に向けても各種手続きを進めており、台湾プロ野球に参入することで、「Rakuten」ブランドの飛躍的な価値向上と各サービスのさらなる成長をはかりたい意向もある。

 なお、楽天の台湾プロ野球参入は、CPBLの常務理事会における承認を経て正式決定となる。新チーム名やユニフォーム、ロゴ等については後日公表される予定となっている。

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