全地区の順位が決まる
現地時間9月29日、MLBのレギュラーシーズン最終戦が各地で行われ、優勝チームが決まっていなかったアメリカン・リーグ中地区は、本拠地でカブスに快勝したカージナルスが4年ぶりの地区優勝を決めた。
勝てば優勝が決まるカージナルスは、打線が爆発。ファウラーの19号2ラン、カーペンターの15号3ラン、ゴールドシュミットの34号ソロなど、3本塁打含む9安打で4回までに9得点を奪い、カブスに9-0で完封勝利。この結果、ブリュワーズ(中地区2位/勝率.549)がワイルドカードにまわり、ドジャースへの挑戦権をかけてナショナルズ(東地区2位/勝率.574)と対戦する。
なお、ポストシーズンを戦う日本人選手は、アメリカン・リーグの東地区を7年ぶりに制したヤンキースの田中将大投手と、ナショナル・リーグの西地区で7連覇を果たしたドジャースの前田健太投手のふたり。ヤンキースはディビジョンシリーズで、中地区1位のツインズと対戦し、ドジャースはワイルドカード(ナショナルズ-ブリュワーズ)の勝者と対戦する。
ポストシーズンの組み合わせは以下の通りで、地区優勝を逃した勝率上位2球団が、ディビジョンシリーズ進出をかけて1試合で勝敗を決するワイルドカードは、現地時間の1日(日本時間2日)から行われる。
ポストシーズン組み合わせ
【ワイルドカード(WC)】
▼ ナ・リーグ(NL)
・ナショナルズ(東2位)- ブリュワーズ(中2位)
▼ ア・リーグ(AL)
・アスレチックス(西2位)- レイズ(東2位)
【ディビジョンシリーズ】
▼ ナ・リーグ(NL)
・ブレーブス(東1位)- カージナルス(中1位)
・ドジャース(西1位)- NLWCの勝者
▼ ア・リーグ(AL)
・ヤンキース(東1位)- ツインズ(中1位)
・アストロズ(西1位)- ALWCの勝者