オリックス・山本由伸

◆ 「開幕したらファンの皆さんを喜ばせられるように」

 オリックスの山本由伸が10日、京セラD大阪で行われた中日とのオープン戦に登板。6回1失点の好投で、順調な仕上がりぶりをアピールした。

 プロ野球が予定通り開幕すれば、2週間後に予定されていた本拠地開幕戦(対ソフトバンク)で先発予定だった山本。1週間前の3月3日に行われたロッテ戦で喫した初回の2失点を悔やんでおり、この日は「フォームの細かいところを修正した」という。

 正捕手の若月健矢が負傷したことを受け、バッテリーを組んだのは、同じ岡山県備前市出身で、実家が目と鼻の先だという“幼なじみ”の頓宮裕真。少年野球時代のチームメイトでもある2人だが、2歳年上の頓宮は山本とのバッテリーについて「初ですね。小学生のときは(山本が)ピッチャーじゃなかった」と、初バッテリーがプロの舞台で実現したことを明かした。

 初バッテリーということもあり、サイン違いなどもあったようだが、「緊張しました」という頓宮を山本が引っ張っていく形に。試合後、「リードしてもらった感じが良かった」と振り返った女房役の頓宮は、2回に2点適時打を放つなど、バットで山本を援護した。

 その山本は「きょうは立ち上がりが良かった。安定したボールが投げられた」と、前回より手ごたえを感じたピッチングで、6回を90球、被安打3、1失点という内容。それでも試合後には、「途中から決めきれなかった」と課題を口にしたが、頓宮は「ファウルにされてもヒットにさせないのは良いピッチャー」と、幼なじみの成長に感銘を受けていた。

 順調な仕上がりを見せた山本だが、プロ野球は開幕延期が決定。それでも「延期は仕方がない。時間ができると思うので、有効的に活用したい。しっかり準備して開幕したらファンの皆さんを喜ばせられるように頑張りたい。より良い状態で開幕を迎えたいです」と決意を口にした。

 先の見えない状況に戸惑いもあるようだが、「時間ができる」と、物事を前向きに捉える姿勢は変わらない。次回登板は未定だが、開幕を迎える頃には“完全無欠”の山本由伸が見られるはずだ。

取材・文=どら増田

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どら増田

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