ロッテの高部瑛斗が7日、楽天との練習試合で、6月2日以降の練習試合では初盗塁を決めた。

 高部は1-6の6回一死一塁の場面で、福田秀平の代走で登場。マーティンの打席で、1ボールからの2球目にスタートを切り、盗塁を成功させた。

 「長距離走は苦手で、短距離走の方が得意です」と話す高部は、50m走は5秒8の俊足を誇る。昨年12月9日に行われた新入団会見では、自身のアピールポイントに走力を挙げ、「足からどんどんプレーの幅を広げていって、いろんなプレーに繋げていけるようにやっていきたいと思います」と意気込んでいた。

 今季初の対外試合となった2月8日の楽天モンキーズとの国際交流試合で、第1打席でレフト前ヒット、続く香月一也の初球に盗塁を成功させ、第2打席では走者一掃の3点適時三塁打を放つなど鮮烈なデビューを飾ったが、この試合で右手に痛みを訴え、右手有鈎骨の骨折と診断され離脱した。

 同じ大卒ルーキーの同2位・佐藤都志也、同5位・福田光輝が一軍の練習試合、オープン戦に出場するなか、高部は復帰へ向けてリハビリに励み、3月15日に行われた日本ハムとの二軍練習試合で実戦復帰。

 6月5日に行われた楽天との練習試合で、『2番・ライト』でスタメン出場し、3回に楽天のエース・則本昂大から安打を放った。6日の楽天との練習試合でも、途中出場から左の高梨雄平の外角スライダーをうまく合わせてセンター前に運んだ。そして、この日は安打こそでなかったが、盗塁を決めた。限られた出場機会のなかで、アピールを続けている。

 3月20日に予定されていたプロ野球の開幕は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、6月19日に変更となったことで、開幕一軍を掴む可能性も出てきた。ただ、外野は福田秀平、荻野貴司、マーティン、角中勝也、清田育宏、さらには代走で存在感を見せている和田康士朗、一、二軍の練習試合で結果を残し続けている岡大海とライバルは多い。開幕まで2週間を切ったなかで、ここからアピールし続けることができるか注目だ。

文=岩下雄太

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岩下雄太

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