オリックスの重量打線寄せ付けず
阪神の岩貞祐太投手が13日、京セラドーム大阪で行われたオリックスとの練習試合に先発登板し、5イニングをパーフェクトに抑える快投を見せた。
初回、先頭の1番・T-岡田をニゴロで打ち取ると、2番・ロドリゲスは低めのフォークで空三振、3番・吉田正尚に対しては外角低めの144キロで見三振と完璧な立ち上がりみせる。
その後も速球にスライダーとフォークのコンビネーションが冴え、オリックス打線を寄せ付けない投球が続き、気づけば5回まで打者15人斬り。球数65球で5奪三振と、盤石のピッチングで開幕ローテ入りへアピールした。
前回6日のソフトバンク戦に続いて、2週続けて「土曜日」の試合を託されており、順調に行けば開幕2戦目の20日・巨人戦(東京ドーム)での登板が有力。5回2失点とゲームメイクした前回登板に続いて、この日もバッテリーを組んだのは岩貞と“同学年”の原口文仁で、シーズン開幕後もこのコンビが継続されることになるのか、「捕手」の起用法にも注目が集まる。